韓国の人気バラエティ番組『見習い社長の営業日誌3』が食品の扱いに関する衛生管理問題を指摘されたなか、番組スタッフが遅れて釈明文を発表した。
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『見習い社長の営業日誌3』の制作陣は10日、公式案内を通じて視聴者から寄せられたクレームに対する見解を明らかにした。
同番組では、出演者らが衛生キャップやマスクを着用せず、長い髪をなびかせ会話をしながらキムパ(韓国海苔巻き)を調理する様子が視聴者の不満を誘発した。
今回制作陣が公開した釈明文には「すべての内容はアメリカで撮影され、現地の複雑な衛生規定および関連する法律を徹底的に遵守するよう努めた」と制作の背景が綴られている。
さらには「この過程を踏む一方で、基本的な部分はないがしろになっていたようだ」とし、「限られた時間内に出来事を要約しなければならないというテレビ番組の特性により、衛生管理に対する出演者らの努力がきちんと伝わらなかった」とクレームに対する回答も明らかにしている。
今後の放送に関しては、視聴者の意見を重く受け止め、これらを最大限反映した編成を心がけるとのことだ。
『見習い社長の営業日誌3』は、2021年に放送されたシーズン1が好評を得て現在まで人気番組として君臨する現地ではお馴染みのバラエティ番組だ。キム・ウビン、イ・グァンス、キム・ヘスといった豪華な顔ぶれも反響を呼んだ。
以下、『見習い社長の営業日誌3』制作陣による釈明文(全文)
◇
『見習い社長の営業日誌3』のスタッフです。弊社スタッフは前回の放送以降、視聴者の皆さまから寄せられたさまざまなご意見に触れました。
『見習い社長の営業日誌3』は飲食店と共にキムパコーナーを展開する内容であっただけに、衛生管理に注意を払わなければなりませんでした。しかし、マスク未着用などの不足な点が発生し視聴者の方々にご心配をおかけする事態となりました。
これに対しては深くお詫び申し上げ、全面的にスタッフの失態であることをここに明らかにします。
今シーズンはすべての内容がアメリカで撮影され、現地の複雑な衛生規定と関連法律を徹底的に遵守するよう努めました。
しかし、その一方で基本的な部分には目が行き届いてなかったようです。
また、短時間の中に内容を要約しなければならないというテレビ番組の特性によって、衛生管理に対する出演者らの努力をきちんとお伝えできず申し訳ございません。
本番組は現在、すべての撮影を終えて事後編集と放送を行っている状況です。ご指摘いただいた意見を直ちに改善できる状況ではありませんが、今後の編集と制作に視聴者の方々のご意見を最大限反映するよう努めます。
今一度未熟な部分に対して心よりお詫び申し上げ、今後の制作に一層励みます。
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