韓国の“国民的歌手”、性的暴行騒動によりコンサート全日程キャンセルへ

2019年12月13日 話題

歌手キム・ゴンモの25周年記念コンサートの日程が、すべてキャンセルされた。

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コンサートを主催するアイスター・メディア側は12月12日、公式ホームページを通じて「最近発生したアーティスト側の議論と関連して、12月24日から来年2月29日まで予定されていたキム・ゴンモの全国ツアー「25th Anniversary Tour-FINALE」の全日程をやむなくキャンセルする」と明かした。

チケット購入者には、キャンセル手数料を含めた決済額を全額払い戻す方針だという。

キム・ゴンモは、去る12月6日に行われた仁川(インチョン)公演を皮切りに釜山(プサン)、光州(クァンジュ)、水原(スウォン)と、韓国各地でデビュー25周年記念コンサートを続けてゆく予定だった。

しかし仁川公演の同日、弁護士のカン・ヨンソクとMBCの元記者が運営するユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」では、「キム・ゴンモが過去に風俗店で働く女性A氏を暴行した」と明かされた。カン・ヨンソク弁護士は12月9日、被害女性のA氏に代わってソウル中央地検に告訴状を提出している。

検察は事件を江南警察署に送ったが、その後キム・ゴンモには別の風俗店で室長として勤務する女性を暴行したという疑惑まで浮上した。

キム・ゴンモ側は一連の疑惑に対して「事実無根」としているが、今後のコンサートに関しては日程を取り消さざるを得なかったようだ。

キム・ゴンモは現在、法定代理人を通じて「被害を訴える女性を虚偽告訴の疑いで告訴する」と立場を明かしている。

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