学生時代の校内暴力疑惑で活動を中断した俳優のジス(30)がインタビューを通じて釈明し、活動再開に踏み出した。
ジスは10月25日、SNSアカウントに校内暴力疑惑を解明するインタビュー記事のリンクを共有。彼がSNS活動を再開したのは2021年2月以来だ。
約2年8カ月ぶりに活動再開の信号弾を打ち上げたジスは、これといった書き込みは残さなかったが、記事のリンクを添付して自身をめぐる疑惑を一蹴した。
そもそもジスに対する校内暴力疑惑は、2021年3月に提起された。
いじめ、暴行、脅迫、悪口など校内暴力の加害者として名指しされたジスは、「15年前の中学生時代、正しくない行動によってその当時に傷ついた方々だけでなく、俳優として私を信じて支持してくださった多くの方々にまで被害を及ぼすことになり、心より申し訳なく思う」と頭を下げた。
また、「最初の掲示文を含む多くの文章と、メディアの報道のなかには数多くの誇張された、歪曲された話、明白な虚偽事実が含まれていたが、私のせいで傷ついた方々と出演中だった作品に被害を及ぼさないために、一切の言い訳なしに早く謝罪の思いを込めた文章を上げたし、連絡がついた方々には心からの謝罪を申し上げて許しを得た」と明かした。
校内暴力疑惑と共に浮上した性的暴行疑惑については、当時から強く否定していた。
ジスは「上記のような虚偽の文章のなかには、私が性的暴行を犯したという偽りの内容のコメントもあり、そんな文章がイシューになると、これを掲示した方が先に連絡をしてきて自分のコメントは事実ではなく、誤った内容がイシューになって申し訳ないと謝罪し、直接訂正および削除要請をした事例もあった。だが、依然として虚偽事実を含む数多くの文章が残っている状況であり、一部の作成者は明白な虚偽事実をイシュー化させた後、コメントを削除して行方をくらましたりもした」とし、「反省のために沈黙する間に、虚偽の内容があたかも事実であるかのように受け入れられており、虚偽事実に対してはやむを得ず法的対応をすることに決めた」と話した。
校内暴力疑惑が浮上したことで、ジスは出演中だったドラマ『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』から緊急降板となった。同ドラマは日本でもNHKを通じて放送された。所属事務所との専属契約も相互合意のもとで解除となったジスは、同年2021年10月に入隊し、社会服務要員として代替服務を遂行した。
除隊したジスは最近、いくつかのメディアとのインタビューを通じて、最初の暴露者である中学校の同窓生と誤解を解いたと明らかにし、議論当時に無分別に広がった性的暴行疑惑については「事実無根」と悔しさを吐き出した。
連日のインタビューを通じて、校内暴力疑惑に対して釈明し、誤解を解いたと明らかにしたジス。さらにSNS活動も再開しただけに、演技活動にも復帰するのではないかと見られている。
しかしジスは「まだ復帰の計画はない。所属事務所も決まった作品もない。ただ釈明したかっただけだ」と明らかにした。
(記事提供=OSEN)
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