米MTVが主催する音楽授賞式「2023 MTV Video Music Awards」(VMAs)で、BLACKPINKやStray KidsなどのK-POPアーティストが好成績を残した。これに伴い、大手芸能事務所の株価も上昇している。
9月14日、YGエンターテインメントは、前日比4500ウォン(5.83%)値上がりした8万1700ウォン(約9082 円)で取引を終えた。所属するBLACKPINKが、K-POPガールズグループとしては初めて、VMAsで「グループ・オブ・ザ・イヤー」を獲得した影響だと分析されている。
BLACKPINKは過去、2年連続で同授賞式のトロフィーを手にしたことがある。特に、「グループ・オブ・ザ・イヤー」はアジアの女性グループとしては初めてで、ガールズグループ全体としてもアメリカのTLC以来、24年ぶりという意味でも非常に特別だ。
続いてJYPエンターテインメント所属のボーイズグループStray Kidsは、VMAsで「ベストK-POP」を受賞した。同日、JYPの株価は前日比4500ウォン(4.18%)上がった11万2100ウォン(約1万2462 円)で取引を終えている。
このような上昇傾向は、他のエンターテインメント企業にも影響を及ぼすと見られている。HYBE、SMエンターテインメントも主要アーティストたちがカムバックすることから、株価上昇のムードが漂っている。同日、SMは前日比1800ウォン(1.31%)上がった13万9200ウォン(約1万5472 円)、HYBEは前日比4000ウォン(1.65%)上がった24万6000ウォン(約2万7343円)で取引を終えた。
新韓投資証券のチ・イネ研究員は「HYBEはBTSのVがメンバー最後のソロアルバムを発売し、SMは新ボーイズグループRIIZEがデビュー、YGはBABY MONSTARのデビューが控えている」とし、「HYBEもグローバルガールズグループプロジェクトの公式映像を公開している」と株価上昇要因を伝えた。
続けて「SMのRIIZEはアルバムの先行予約100万枚突破が確認され、9月初めの販売枚数は60万枚に近づいたと把握される」とし、「HYBEのBOYNEXTDOORも新譜リリース日に30万枚以上を売り上げるなど、ファン層を着実に積み上げている」と評価した。
そして「最も多く変化している会社であり、第3四半期の実績モメンタムが最も強い会社はSM」断言。「実績よりも重要な体質改善、換骨奪胎している途中」と述べた。また「単独システム体制から抜け出し、マルチレーベルの構築を完了したことで、今年の上下高が最も自明な会社」と明らかにしている。
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