「肉を取れ、顔が大きい…」外見を評価され“侮辱コメント”に傷つくK-POP女性アイドルたちの本音

2023年09月12日話題

外見に対するオンライン上の悪質な書き込みやコメントで傷ついた韓国スターの本音が注目を集めている。

最近、YouTubeチャンネル「Gabee Girl」の動画に出演したヒョヨンは少女時代として活動当時、太ももの筋肉のせいで悪質なコメントに苦しめられたと打ち明けた。

彼女はデビュー当初、「ポッピンとロッキングダンスばかり踊って、太ももがたくましくなっていた。でも短いスカートをはいて、さわやかなダンスを踊ろうとしたら、私自身も自分の姿が気に入らないし、見る人も負担にしていた。“私がこんなことをするために頑張ってきたのかな？”と思った。本当に『Into the new world』（デビュー曲）以降、歩き回らなかった。筋肉をなくすために」と傷を伝えた。

続けて「ダンスのために作った素敵な筋肉だったが、人々の反応から自分の目にも憎らしく見えた」とし、「私が思った以上に太ももの筋肉のような外的なもので評価される。その時、思春期だったのでダイエットのためにプリングルスを一度に3本ずつ食べた。その時はカロリー、炭水化物、タンパク質、脂質とか知らなかったから。それで太った。それでまた人々が判断していた。その後は出かけることを恐れるようになった」と打ち明けた。

また、きれいなスタイルのために太ももの筋肉を落としたが、その結果、むしろ以前ほど踊るときのエネルギーを発揮できなくなったという副作用についても吐露した。

ただ、実績を積んだ現在は、他人の言葉を気にしなくなったとも。ヒョヨンは「自分の役に立つ話だけを聞いて、誰が悪口を言っても今は大きな打撃を受けない。私にもし悪口を言えば、一緒に戦うこともできる」と強くなった様子を伝えた。

悪質コメントに苦しむアイドルたち

少女時代・ヒョヨンだけでなく、多くの芸能人が「見られる職業」という理由だけで、簡単に外見を評価される対象になってしまっている。

特にガールズグループメンバーの場合、「可愛くて痩せていなければならない」という認識のせいで、単純に外見が気に入らないと、または体重が増えたからと過激な悪質コメントに苦しめられるケースが少なくない。

去る8月には、IZ*ONE出身の歌手クォン・ウンビがとあるYouTubeチャンネルに出演し、「肉を取らないのか」という悪質コメントのせいで苦労した心境を伝えた。彼女は「気にしないようにしているが、たまに気になる。私は平凡に生きていくのに不足のない人間なのに、何度もそうなった」と辛そうに話した。

またRAINBOW出身のチョ・ヒョニョンも自身のYouTubeチャンネルに公開した動画を通じて、「（悪質な書き込みに）傷つく。私も人間だ。AIでもロボットでもないし」とし、「それでも今は楽しめる」と比較的慣れた姿を見せて、むしろ切なさを感じさせた。

彼女は「無知で醜い高卒」「Xを取ってしまおうか」といった悪質コメントを公開し、「むしろあまりに現実性がなくて傷が少ない」としながらも、「昔と違う」「背に比べて頭が大きい」という悪質コメントには傷つくと明らかにした。

続いて「あなたは私を実際に見たのか。現実的な悪質コメントがむしろ気持ち悪いのだ。我慢できない。同じように悪口を書いてエンターキーを押す想像をする。自分のストレスを解消し、それを静かに消す。自分も対応したと想像すること」と、消極的ではあるが解消方法を伝えたりもした。

そうかと思えば、MAMAMOOのファサは外見に対する悪質コメントのせいで、「不幸だと思った。音楽でファンとコミュニケーションするのが私にはすべてなのに、音楽がやりたくなくなるほどだった」と苦痛を訴えた。

ファサは「バカみたいに生きるよりは、悪い人になったほうがマシかという葛藤を一人でしてきた」としながらも、「自分一人が感じる感情ではなく世の中を生きていく大部分の人々が直面した葛藤だろう」と毅然とした姿を見せた。

OH MY GIRLのスンヒは、11歳という幼い頃に悪質コメントを浴びなければならなかった惨憺たる心境を伝えた。

スンヒはKBS Joyの『失恋博物館』に出演し、「私は幼い頃から放送活動をした。ところが11歳のときに“人生をそのように生きるな”という悪質コメントに接した。どう生きなければならないかもわからない年齢だったが」とし、「OH MY GIRLになってからは“パアッタ（ブサイクという意味で使われている）”という悪質な書き込みを見た。ニンニクに使う表現を私の外見を侮辱するために使っていた」と打ち明け、衝撃を与えた。