元カルト宗教信者の夫婦が結婚生活相談番組に登場する。一体どのような悩みを抱えているのだろうか。
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9月11日に韓国で放送されるMBCバラエティ『オ・ウニョンレポート-結婚地獄』(原題)には、宗教活動中に出会い、宗教によって信頼が崩れてしまった夫婦が登場する。
教会で出会ったという夫婦は、16歳という年齢差にもかかわらず、信仰心一つで愛を育んできた。意見の食い違いによる大小の衝突はあれど、教会に行けば仲直りしてきたという夫婦。しかし、ある事件をきっかけに、夫婦間の溝が酷くなってしまったとのことだ。
まず、インタビュー映像で妻は「教会に通っていた時は世の中と断絶した状態で生きていた」「夫婦問題は全て教会から始まった」と意味深な告白をする。
続いて夫は「妻の怠惰、無気力感で生活できないほど家の中が汚い」「家に来れば監獄のようだ」と悩みを打ち明けた。妻もまた「家庭を守るためには私が変わらなければならないようだ」とし、自らの問題を認知していると明らかに。果たして2人には、どのような事情があるのだろうか。
日常映像では、正反対の夫婦の生活が公開される。夫は起床と同時にその日の仕事を探すのだが、仕事が決まらないと急に体の痛みを訴える。夫は「仕事がなければかなり不安だ」とし、「仕事に出られないとパニック症状が全身に来る」と説明して視聴者に切なさを抱かせる。
続いて、無気力な妻の姿も映し出される。仕事中毒の夫とは異なり、家でほとんどの時間を過ごす妻は、掃除どころか出前を食べながら“床と一体化”する生活を送っていた。それだけでなく、あまりにも寝てしまい子供の幼稚園への登園まで遅れてしまったほどだ。
このような妻の姿に、MCのムン・セユンは「大食いユーチューバーとして活動すれば、大ヒットするだろう」と驚くが、妻は「家を片付けながら暮らすのが大変だ」「夫がここまで誠実だと知っていたら結婚を考え直してみただろう」と話し、MCの好奇心を誘発した。
その後、妻がアルバイトに行くと夫の“育児地獄”が繰り広げられた。仕事から帰ってくると子供と2人きりになった夫だが、遊ぼうという娘の要求に体がついてこない。
インテリア関連の現場で働いている夫は「仕事で体力の消耗が激しくなり、全身が痺れて疲れがたまる」「一緒に遊んであげたいが、そうできない」と申し訳ない気持ちを表わした。
そして夕食の時間になると、夫は娘に冷たいご飯とキムチを出した。娘はこのような献立に慣れているようで、不満一つ言わないどころか、「人生はキムチだ」と言って衝撃をもたらした。MCムン・セユンは娘の言葉に一番心が痛かったと残念さを表わした。
週末の朝、夫婦は「宗教問題以降、夫婦関係が悪化した」とし、「初めての離婚話が宗教に関する出来事が起きてからだった」という言葉は、MCたちの関心を引くのに十分だった。
実は、夫婦が一緒に通っていた教会がカルトだったという。この事実を知り、脱退に至ったそうだ。
約20年間にカルト宗教に通っていた夫は、脱退後「カルト宗教の教理を破ったという罪悪感でパニック障害、閉所恐怖症が生じた」と明かし、「率直に通っていたその教会のことをよく考える、すべて嘘だったら良いな」として未だに完全に抜け切れていない様子を見せた。
一方の妻は「もともと私たちの夫婦関係は良かった」として、カルト宗教脱退後に変わった夫の姿にもどかしさを吐露。だが夫は「夫婦喧嘩の原因は宗教問題ではなく、妻の怠惰な態度のためだ」と釘を刺した。
宗教問題、生活態度など、複数の問題で悩んでいる夫婦に、アドバイザーのオ・ウニョンはどのような助言を送るのだろうか。番組本編は11日22時45分より韓国で放送。
(記事提供=OSEN)
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