韓国の国民的女性歌手を“スパイ”と謳ったチラシをばら撒く…悪質デマへの告訴状況を事務所明かす

2023年08月07日 話題 #IU(イ・ジウン)

韓国の国民的歌手で女優のIUが、悪質なデマ、誹謗中傷を流布した者に対する告訴の状況を明らかにした。

【写真】歌手IU、“キスマーク投稿”

8月7日、IUの所属事務所EDAMエンターテインメントは「IUに対する悪意的なデマ、誹謗などを流布する者を対象に提起した2023年刑事告訴件(第1、2、3四半期初め)の進行状況を、当社の法律代理人である法務法人(有限)シンウォンから伝えられた」と明らかにした。

IUを“スパイ”と主張するチラシも…

まず、IUが“スパイ”だと主張するチラシがオン・オフラインで広がったことに関して「流布者に対して5月4日、ソウル松坡(ソンパ)警察署に虚偽事実適時名誉毀損疑惑で告訴状を提出した」とし、「5月18日には告訴代理人補充陳述調査を通じて、被告訴人を特定できる決定的な手がかりを多数提供し、これを通じて捜査官が短時間で被告訴人を特定できた」と伝えた。

またEDAMは、法定代理人が追加資料提出、意見書提出を通じて早急な捜査を促しているとも知らせている。2日にも同じ流布者が製作したと見られるチラシが蔚山(ウルサン)市内の建物に貼られていたとし、「警察、あるいは他人が任意で除去できないことを確認し、このような行為を根本的に防止するための法的な方法も講じている」と明らかにした。

(写真提=OSEN)IU

また、IUが6つの音楽著作物の著作権を侵害したという盗作疑惑に関しては「著作権法違反に該当するという趣旨の告発状が、ソウル江南(カンナム)警察に受け付けられたという便りに接した。同日、直ちに告発状の情報公開請求を申請、5月12日には告発状コピーを確保し、告発の趣旨と内容を把握した」と伝えている。

続けて「5月15日に弁護人の意見書を提出し、この事件が法律上の根拠を備えていないことを強く主張。この事件の早急な終結を促した。以降も7月20日と28日にもそれぞれ弁護人意見書を追加で提出し、この事件の告発が、法律上の根拠がないことを追加疎明した。現在、捜査機関の処分を待っている状況だ」と説明。

最後に悪質コメントの告訴に対して「3月3日、オンライン上でアーティストへの侮辱的発言を掲示し、わいせつ物を製作して掲示・流布した61人を侮辱などの疑いでソウル方背(パンベ)警察に告訴状を提出、告訴人補充陳述調査を行った。現在、被告訴人の人的事項確保のための令状申請中であることが確認された」と伝えた。

善処はせず

続いて「3月6日にもアーティストを対象にわいせつな掲示物を作成、掲示した者60人を対象に、性暴力処罰法違反(通信媒体を利用したわいせつ)などの疑いで、ソウル方背警察に告訴状を提出し、告訴人補充陳述調査を進めた。この事件もやはり、現在、被告訴人の人的事項確保のための手続きが進行中であると把握している」とし、「7月7日、アーティストに対する侮辱的な掲示文を作成した者21人を、侮辱罪の疑いでソウル松坡警察署に告訴状を提出した。21日には被告訴人11人を追加告訴するための意見書を提出し、告訴人補充陳述調査を進めた」と付け加えた。

最後に、最終的な処分までは多少の時間がかかると予想しているが、再発防止のために最後まで追跡をやり遂げ、被告訴人らに法的責任を問うと強調。「当社は所属アーティストの権利保護のため、無分別な人身攻撃性の行為を黙過せず、刑事告訴を継続して進めているだけに、追加告訴も準備中」とし、「悪質な掲示物に対する自主モニタリングをより一層強化し、体系化されたシステムを構築する」としてアーティスト保護のために最善を尽くすと約束した。

◇IU プロフィール

1993年5月16日生まれ。本名イ・ジウン。韓国・ソウル出身。2008年にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2023年3月30日、映画『ドリーム』(原題)の制作報告会で、女優活動時の名前も本名からIUに統一すると発表した。

【写真】「まるで妖精」IU、麗しの“美脚SHOT”

【画像】公開熱愛!イ・ジョンソク♡IU、ツーショット映像&発言

【全文】「IUに曲をパクられた」と主張するドイツバンド側に反論!メールの一部まで公開

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集