90年代を代表する韓国トップスターの“復帰騒動”に、ついにピリオドが打たれそうだ。
女優シム・ウナの“虚偽”の復帰説を広めたとして、コンテンツ製作会社のBY4Mスタジオが送検された。
8月2日、韓国法曹界によると、ソウル中央地検刑事8部は、名誉毀損の疑いで起訴されたコンテンツ制作会社BY4Mスタジオと同社代表のユ氏を捜査しているという。ソウル水西(スソ)警察は同事件を不送致すると決めていたが、シム・ウナ側の異議によって先月、送検されたと伝えられた。
先立って今年2月1日、シム・ウナが22年ぶりにBY4Mスタジオと手を組んで復帰すると報じられた。
1990年代を代表するトップ女優の復帰に大きな注目が集まったが、シム・ウナ側はすぐに「事実無根」と反論。契約したことがないとし、BY4Mとユ代表を警察に告発していた。
このシム・ウナの反論に対し、BY4Mは「シム・ウナのエージェントというA氏と契約を締結し、出演料総額30億ウォン(約3億円)のなかから15億ウォン(約1億5000万円)を支払った」とし、「だが、これはシム・ウナ出演と関連して正当な代理権限があり、契約金を伝達したというA氏の言葉と、A氏が当社に提示した俳優の印鑑、関連捺印書類、携帯メールなどとともに、さらに俳優の代役を求めて通話を斡旋するなど、一連の資料と行為が全て虚偽であることが確認された」とし、自らも詐欺に遭ったと主張していた。
◇シム・ウナ プロフィール
1972年9月23日生まれ。1993年にMBCの第22期公開採用タレントとしてデビュー。ドラマ『ファイナル・ジャンプ』『M~わたしはあなたを知らない~』『スッキ』『愛しているなら』など、出演する作品ごとにシンドロームを巻き起こし、一気にトップ女優に浮上した。また映画界からも注目され、映画『八月のクリスマス』をはじめ、『美術館の隣の動物園』『カル』『Interviewインタビュー』など、数多くのヒット作を持つ。2001年に突然引退し、2005年に政治家のチ・サンウクと結婚。以降は家庭生活に専念している。
■21年ぶりに復帰と話題のシム・ウナだが…本人が完全否定「虚偽報道」
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