韓国で活動するフランス出身タレントのファビアンが、韓国の歴史意識を誇った。
ファビアンは7月19日、韓国で放送されたMBCのバラエティ番組『ラジオスター』(原題)に出演した。
番組内で、フランスの名門サッカーチームであるパリ・サンジェルマンに加入した韓国代表MFイ・ガンイン(22)について言及すると、彼のおかげで幸せだとして“イ・ガンイン病”だと告白した。
また、「韓国生活14年目で、昨年ついに永住権を取得した。外国人ではあるが、永久的に暮らすことができる」と笑顔で語った。
続けて、「以前はビザ更新に対するストレスが毎年あった。いつどんなタイミングでも韓国を離れる可能性があると思うと、精神健康的に良くなかった。ただ、今は安心して生活できるようになった」と強調した。
そんなファビアンは韓国の歴史に深く興味を持っており、「韓国史能力検定試験1級を取得した」と明かすと、大韓民国歴史博物館で外国人と韓国人を対象に歴史解説を行っていることも伝え、共演者の驚きを誘った。
そして、「現代史にはサッカーの歴史もあるので、今後歴史を築くであろう人物として、イ・ガンインという人間もいると伝えている」と述べ、笑いを抱かせた。
また、独島の歴史も学んだことを告白。「韓国に来る前は独島についてよく知らなかった」というファビアンは、「韓国では非常に重要だと考え、“独島アカデミー”という場所で教育を受けた。ほかの外国人観光客や友人に、独島について知らせることができるのではないかと思って勉強した」と伝えた。
続けて、「実際、多くの外国人が韓国の苦痛の歴史を知らない。欧州では旭日旗に関する教育がない。おそらく、多くのヨーロッパ人が旭日旗を日本国旗と誤解するだろう」と述べた。
ファビアンは「昨年、PSGが日本ツアーをした当時にプロモーション映像を公開したが、旭日旗が登場した。家に帰る途中、携帯電話で映像を見て驚いた」と伝えた。
「それで、(映像を見た)5分後にクラブに連絡して削除を要請した」と述べた。「クラブとダイレクトに連絡できるのか」と共演者が質問すると、ファビアンは「私には連絡できる人がいる」と明かした。
そして、「クラブにしっかり説明し、修正後に再アップロードされた」とし、「本来、フランスは仕事の処理がとても遅い。私は“1カ月後に修正されるだろう”と思ったが、敏感な問題と言うこともあってかすぐ修正された」と伝えた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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