“アジアの歌姫”BoAにH.O.T.カンタ…韓国大手芸能事務所で「理事さん」と呼ばれるK-POPアーティストたち

2023年06月18日 話題

韓国の芸能事務所には、会社の“ルーツ”といえる先輩アーティストがいる。

【写真】BoA、“デビュー当時のセーラー服姿”が話題

彼らは事務所の心強い柱であり、後輩の精神的支柱にもなり、所属事務所の音楽的な多様性をリードしながら依然として活躍を広げていたりもする。

また、高い年次によって所属事務所で実際に理事になったり、「理事さん」という呼称を得たりする事例もしばしばある。STARSHIPエンターテインメントのK.Will、AntennaのPEPPERTONES、SMエンターテインメントのカンタやBoAが代表的な人物だ。

彼らは地道な音楽活動を通じて各社の音楽的スペクトラムを広げると同時に、後輩たちの活動をサポートする心強い先輩としての役割を果たしている。

STARSHIPエンタの歌手K.Will

アルバム、ドラマOST、コンサートにミュージカルまで、多様な分野で活躍を繰り広げる歌手K.Willは、IVE、MONSTA X、宇宙少女が所属するSTARSHIPエンターテインメントの第1号アーティストだ。

(写真提供=OSEN)K.Will

K.Willは後輩たちに劣らず、旺盛な音楽活動でも注目されている。5月には4年ぶりのファンミーティングを開催しており、昨年10~12月は3年ぶりに全国ツアー「HERE AND NOW」を行った。

今年デビュー16周年を迎えたK.Willは、これまで発表した音源で韓国最大の音源サイトMelonで累計ストリーミング再生回数が19億3000万回を突破するなど、自他共に認める韓国を代表するボーカリストだ。今年は2ndフルアルバム『Missing you』をLPアルバムで発売する予定と知らせ、着実に音楽活動を続けている。

K.WillはMONSTA X、CRAVITY、IVEなど、所属事務所の後輩たちをよく気遣う先輩としても知られている。

昨年、tvNの『出張十五夜2』にSTARSHIPエンタ所属俳優およびアーティストらと共にゲスト出演し、ピクニックに行った姿が公開されたなかで、後輩アーティストたちがK.Willを「K理事」と呼び、親しくする姿が公開されて注目を集めた。

本人も、やはり実際に自身を「STARSHIPエンタのルーツ」と述べ、会社に対する自負心を表わした。

デビュー19年目のバンド「PEPPERTONES」

国民的MCのユ・ジェソクから歌手イ・ヒョリ、チョン・スンファン、イ・ミジュ、クォン・ジナなどが所属する芸能事務所Antennaには、心強い兄貴分である2人組バンドPEPPERTONESがいる。

(写真提供=OSEN)PEPPERTONES

デビュー19年目となったPEPPERTONESは昨年、7thフルアルバム『thousand years』を発売し、ウェルメイドサウンドで音楽ファンの好評を集めた。シン・ジェピョンはSBSドラマ『チアアップ』の音楽監督を務め、PEPPERTONESの爽やかなサウンドがいっぱいの歌を発売した。

さらに今年3月には、新しく出発するすべての人に伝える『Freshman』を発売し、デビュー20周年が近づく今でも「青春の代名詞」に挙げられている。

また来る7月1日の光州を皮切りに、全国7都市で「PEPPERTONES2023 CLUB TOUR」を開催し、音楽活動を継続する。今回のコンサートはチケットが発売されるやいなや全回売り切れとなっており、彼らの強大なチケットパワーを証明した。

PEPPERTONESは活発なコンサート活動をはじめ、ドラマの音楽監督および放送活動などを通じて活躍を繰り広げており、最近は「2023ブランド顧客忠誠度大賞」で最も影響力のあるバンド部門を受賞したりもした。

H.O.T.カンタ、最近は何している? 

年次が高くて「理事さん」と呼ばれるようになった始まりをさかのぼれば、カンタに辿り着くのではないか。カンタはSMエンターテインメントの理事と呼ばれるにふさわしい多様なコンテンツを披露し、活発な姿を見せている。

(写真提供=OSEN)カンタ

自ら運営するYouTubeチャンネルで公開される「カンタ理事プリーズ」コンテンツを通じて、SMエンタ職員に必要な音楽を作るプロジェクトを進行している。これを通じてカンタは、「理事としてSM職員に報いたい気持ちがあり、職員に必要な音楽を作ってあげる」という本音を明らかにしたりもした。

音楽活動も根強い。最近はH.O.T.のメンバー、トニー・アンにカンタが作詞・作曲・プロデュースを担当した曲『My Shiny Day』をプレゼントし、4月には「SMステーション」を通じて視覚障害者専門演奏団「ハンビッ芸術団」のボーカリスト、イ・アルムと一緒に歌ったバラード曲『When I Close My Eyes』を発売した。

「SMステーション」は、SMエンタが多様なジャンルの音楽はもちろん、ライブビデオ、インタビュー映像などのコンテンツを披露して構築している「SMライブラリー」で、SMアーティストたちがこれを通じて多様な試みと挑戦を続けている。

カンタは昨年末、所属事務所の後輩であるNCT DREAMがH.O.T.の曲『Candy』を26年ぶりにリメイクすると、直接チャレンジ映像に参加し、NCT DREAMのファンイベントのMCになって応援するなど、後輩のためのサポートも確実に実践している。

No.1、そしてOnly OneのBoA

SMエンタの「クォン理事」である歌手BoAは、どのアイドルよりも忙しい活動を続けている。

(写真提供=OSEN)BoA

ソロアルバムをはじめ、SMエンタ女性アーティストによるプロジェクトグループ「GOT the beat」、バラエティ活動を通じたコンサートまで、体が10あっても足りない日常だ。

5月25日から放送が始まったバラエティ番組『ダンス歌手流浪団』(tvN)は、ダンス歌手の系譜を継ぐ韓国最高の女性アーティストたちが全国を回り、人々の日常に入って多様なファンと対面し、一緒に楽しむ全国ツアーコンサートの話を盛り込んだ番組だ。BoAはキム・ワンソン、オム・ジョンファ、イ・ヒョリの後を継いだ“末っ子ライン”のメンバーとして参加している。

デビュー23年目を迎えたBoAは、音楽番組『K-909』(JTBC)では後輩たちを率いるMCとして活躍し、K-POPの良いステージをグローバルに紹介するという使命感を持って臨んでいる。

特にパワフルで優れたダンスの実力を土台に、2021年に放送された『STREET WOMAN FIGHTER』と『STREET MAN FIGHTER』では審査委員として活動したりもした。

2022年からはSMエンタ所属の女性アーティストだけで構成された初のプロジェクトユニットであり、デビュー20年ぶりにBoAの初グループ活動である「GOT the beat」を通じて、彼女が20年を超えてトップを走り続けてきた理由を証明。3rdミニアルバム『Forgive Me-The 3rd Mini Album』の活動を通じては、強烈なカリスマ性を見せた。

(写真提供=SMエンターテインメント)GOT the beat

また今年3月には、20周年コンサート「BoA 20th Anniversary Live-THE BoA Musicality」公演を終え、ファンと久しぶりに疎通する時間を持った。

これまで見てきたように、先輩アーティストたちの活動は、所属事務所の後輩はもちろん、K-POP界の後輩全体に原動力をもたらす可能性が高い。彼らの活動と活躍を土台に、さらに前進すれば、より多くの「K-POP理事」が生まれるのではないだろうか。

今後も活発な活動を予告する“理事”たちに期待したい。

(記事提供=OSEN)

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