韓国のカルト団体と、日本でも公演を行ったこともあるミュージカル俳優の所属事務所が、密接に関係しているという主張が提起された。
6月1日、俳優が所属する芸能事務所の関係者は、本紙『スポーツソウル』に「(調査報道番組)『PD手帳』で言及されたミュージカル俳優は、弊社の所属である」とし、「(報道された)投資に関する内容は事実確認中だ」と明らかにした。
続いて「代表がどんなところから投資を受けたのか、事務所では分からない。事実関係が把握でき次第、明らかにする計画だ」と述べている。
先立って5月30日の『PD手帳』では、驚きの内容が放送された。
信者への性的暴行容疑で収監中のイ・ジェロク牧師が率いる万民中央教会の分派「万国教会」が、疑惑のミュージカル俳優が所属する芸能事務所と密接な関係だと主張したのだ。
『PD手帳』はほかにも、ポップソングを聞くことすらも罪悪視している万国教会の双子女性牧師が、ある芸能事務所にも大金を投資していると暴露。脱会した信者は「万国教会がAエンターテインメント社に投資している。教会職員もこの企画会社に出勤していた」と主張した。
このような疑惑に対して、あるアイドルグループが所属するAエンターテインメントは、万国教会との関係を真っ向否定。教会からの投資疑惑に対しては「他から受けた」とし、投資金4億3000万ウォン(約4300万円)に関する証拠資料を提出している。
しかし、これはアイドルグループの育成が満足にできる金額ではない。事実、元職員も「昨年の活動だけで40~50億ウォン(約4~5億円)程度の費用がかかった」と明かしている。
双子牧師もAエンターテインメント代表のイ氏とは“いとこ関係”だと認めながらも、教会の献金が事務所に流れた事実はないとしている。
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