めでたさと驚きが入り混じったニュースが飛び出た。
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5月30日（現地時間）、複数のアメリカメディアは、映画『ゴッドファーザー』シリーズなどで知られる俳優アル・パチーノ（83）の、“53歳年下”のガールフレンドヌーア・アルファラさん（29）が妊娠していると報じた。彼女は現在、妊娠8カ月だという。
アル・パチーノは結婚歴こそないものの、3人の子供がいるため、ヌーアさんとの間に生まれる子供は第4子となる。
この驚きのニュースは日本や韓国でも大々的に報じられている。韓国のネット上では、「子供が成人になったら100歳だ」「すごいな」「53歳差は衝撃」などの反応があがっており、驚きを隠せないようだ。
アル・パチーノほどではないものの、韓国にも驚きの年齢で子供を授かった俳優がいることをご存じだろうか。
その名はキム・ヨンゴン。1946年生まれで御年77歳の大ベテランだ。
キム・ヨンゴンは1977年に一般女性と結婚し、1996年に離婚している。2人の息子は俳優として活躍しているハ・ジョンウ（本名：キム・ソンフン）と、チャ・ヒョヌ（本名：キム・ヨンフン）だ。
そんな彼は、76歳だった2022年に39歳下の恋人Ａさん（当時37）が妊娠・出産したことで、韓国で大きな注目を集めた。
2人は2008年にドラマの打ち上げで出会い、約13年間にわたって関係を維持していたという。だが、2021年3月にAさんが妊娠したことで、2人の間に亀裂が生じてしまうこととなった。
キム・ヨンゴンは76歳という年齢もあって出産に反対したが、Aさんが中絶を拒否したことで同年8月に訴訟へと発展。当時、Ａさんは「13年間、隠れて会っていたが、お腹のなかの生命まで消せという」とし、「キム・ヨンゴンさんの人生が重要なのと同じく、一人の女性の人生も大切だ。利己的で無責任だ」と訴訟に踏み切った理由を明かした。
だが、その数日後に2人は電撃和解し、Ａさんが告訴を取り下げたと報じられた。結局、キム・ヨンゴンは謝罪し、Aさんの出産と養育を積極的に支援し、子供を自身の戸籍に載せることとなった。
少子化が問題視されている昨今、子供が一人でも誕生することは喜ばしいことではないだろうか。2人には今後も元気に人生を謳歌してもらいたいものだ。
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