突然ドラマから強制降板させられたと暴露した韓国俳優がテレビ局の公式立場を受け、不満をにじませながらも謝罪した。
5月16日、俳優ホ・ジョンミン(40)は自身のチャンネルに「だから整理をすると、最初はキャスティングされたのだが作家さんの介入はなく、ただスタッフの判断でキャスティングが白紙にされただけで、私は遅れて通知を受けて、狂った××のように投稿して大騒ぎしたんですね」と書いた。
続けて「スタッフ、俳優の皆様に深くお詫び申し上げます」とし、「ドラマの成功を祈りながら、私はこれで失礼します…」と伝えた。
渋々ながら頭を下げた格好だ。
先立って同日、ホ・ジョンミンは下半期に放送予定の新ドラマ『ヒョシムの各自図生』(原題、KBS2)から突然降板になったと暴露した。
彼は「2カ月間準備した。ところが作家さんが俳優ホ・ジョンミンは嫌いだと言ってしまうのですね?会ってもいなかったのに、どうして…。私がブサイクだからですか。礼儀がないからですか。演技ができないんですか。準備期間の2カ月と、これからの日々はどうなりますか」と心境を伝えた。
続いて「我慢しようとして口を滑らせます。世の中は変わりました。『ヒョシムの各自図生』、KBS週末ドラマ、ヒットしてください。黙っていろと言うな。私はこのどん底に、これ以上の興味がない、年寄りたちめ」と激しい感情をぶちまけた。
特にホ・ジョンミンは文章をさらに追加し、我慢できない鬱憤を吐き出した。彼は「降ろすのであれば適切な釈明と理由、謝罪がなければならない。この年寄りたちが。じゃあ、お前本当に××、年寄り認証。さようなら」とし、『ヒョシムの各自図生』側を猛烈に非難した。
それを受けてテレビ局のKBS側が公式立場を発表し、「新しいドラマ『ヒョシムの各自図生』のキム・ヒョンイル監督と俳優ホ・ジョンミンが3月末に、ただ一度、ミーティングを行ったことは事実だ」としつつも、「以降、制作陣の議論の結果、劇中のキャラクターと俳優のイメージが合わないという結論に至った」と説明した。
そして「2週間後の4月中旬、マネジメントに上記のような事実を知らせた。出演不発と関連して作家はキャスティングにまったく関与していないことを明らかにし、俳優本人の主張に対して遺憾の意を表明する」と付け加えた。
ホ・ジョンミンの主張したように作家の介入で降板となったのではなく、そもそもミーティングを一度しただけで、出演が確定していたわけではないとの反論だった。
そのため現状、ホ・ジョンミンが一方的に決まってもいないドラマを準備し、それが白紙となったことを知らずに、一人で騒いだ格好となっている。
なお1982年11月11日生まれのホ・ジョンミンは、1995年のドラマ『砂時計』でデビューし、2000年から翌年までグループ「moonchild」のメンバーとして活動した。これまで『兄嫁は19歳』『また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来~』『ゴー・バック夫婦』『恋慕』『メンタルコーチ チェガル・ギル』など数多くのドラマに出演し、映画やミュージカル、演劇分野でも活躍した。
ホ・ジョンミンの文章全文は、以下の通り。
◇
だから整理をすると、最初はキャスティングされたのだが作家さんの介入はなく、ただスタッフの判断でキャスティングが白紙にされただけで、私は遅れて通知を受けて、狂った××のように投稿して大騒ぎしたんですね。
スタッフ、俳優の皆様に深くお詫び申し上げます。
僕がとても残酷でした。
ドラマの成功を祈りながら、私はこれで失礼します…。
スタッフの深い遺憾、謙虚に受け入れます。
お元気で…。
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