新K-POPボーイズグループ「CMDM(コマンダーマン)」が大きな目標を掲げた。
4月27日午後、ソウルでCMDMの1stシングル『Back to the Future』リリース記念デビューメディアショーケースが開かれた。初々しく登場した彼らは、夢見てきたデビューを控えた感想を語った。
まず、リーダーのスンホは「デビューするということで、ワクワクしつつも緊張している。どんどん成長する姿をお見せしたい」とし、ヒジュは「デビューという単語一つだけを目標に練習生生活を耐えてきたが、いざデビューの瞬間になると実感がわかない」と明かしている。
CMDMはビョンフン、ヒョナ、ジュニョン、ヒジュ、ノユル、スンホで構成された6人組ボーイズグループだ。グループ名は、指揮官や司令官を意味する「コマンダー(commander)」という単語を用い、6人のメンバーが指揮官となってステージ上で陣頭指揮を執るという強い抱負が込められている。
ジュニョンは「CMDMはステージ上のどこでも狂う準備ができている。皆さんも僕たちの歌とパフォーマンスで、一緒に狂ったらと思う」と自信を示した。
デビューシングルの『Back to the Future』は、デビューという同じ夢に向かって走ってきたCMDMの最初のエピソードが盛り込まれている。新人の覇気と青春の香りや清涼感あふれる楽曲はもちろん、ステージ上での隙のないパフォーマンスでK-POPファンを魅了する。
リード曲の『Already go ready』は、ファンキーなベースラインが中心のエレクトロダンスミュージックで、幼い頃、誰もが歌ってみたメロディーが耳に残るという。
デビュー曲についてヒョナは「英語で『Already go ready』は、すでに準備ができているという意味だ。これ以上、退けないという気持ちで、前に進むという誓いを込めた」と説明している。
初めて聞いた時のイメージについてヒジュは、「ベースの音にすっかりはまった」とし、「初めて聞いた時、すぐにうまくいきそうで、タイトルも珍しく、記憶に残りそうだった」と話した。ノユルは「『Already go ready』の感じで怒らせるポイントに振り付けがある」として注目ポイントを伝えた。
楽曲だけでなく、6人全員が銀髪という点も印象的だ。ビジュアルについてヒジュは「初のデビューということもあり、多くの注目を集めるために同じ髪色に染めた。特に銀色がきれいで、全員がよく似合うので、大衆の方々にもっと素敵に見えると思う」と秘話を明かしている。
今年も多くのボーイズグループがデビューを予告しているなか、CMDMならではの強みは何だろうか。
スンホは「メンバー6人、それぞれが違う個性と音楽性を持っている。その中で一つになって調和を成しているという点が魅力であり強み」と答えた。ジュニョンは「ジャンルを問わず全てできるし、200%を吐き出せる点」を自分たちの強みとして掲げた。
目標については“センタードル”(センター+アイドル)と回答。ジュニョンは「CMDMが登場すると、すべてのスポットライトが僕たちに注がれるようにもっと頑張る」と固い抱負を明らかにした。
またロールモデルとしてBTS(防弾少年団)、SEVENTEEN、MONSTA X、Stray Kidsなどの人気グループを挙げた。練習生時代からさまざまな先輩たちをモニタリングしながら練習したという彼らは、「優れた作曲・作詞能力と、ステージ上で骨身を削りながら踊ってラップする姿がかっこいい」と話す。
力強い船出を予告したCMDMの目標について、ビョンフンは「リード曲が名曲になることが目標」とし、「(音楽番組)1位になりたい。1位候補にでもなれるように、一生懸命活動する」と意欲を示した。
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