BTS（防弾少年団）のJ-HOPEがメンバーたちの見送りのなかで入隊した。
4月18日午後、J-HOPEは江原道・原州（ウォンジュ）市の第36師団の新兵教育隊に入隊した。ここで5週間の基礎軍事訓練を行い、その後に陸軍現役で兵役の義務を履行する。
この日、J-HOPEは入隊締め切り7分前に、特別な挨拶もなく静かに車に乗って訓練所に入った。J-HOPEが乗った車の後ろには、メンバーたちを乗せた車が続いた。
J-HOPEを見送るために、メンバー全員が入所式に参加したのだ。特に現場には軍服務中のJINまで駆け付け、厚い友情を誇った。
同日、第36師団の新兵教育隊には200人余りが入隊した。先立って原州市の自治体と郡、警察、消防は安全対策会議と点検に乗り出した。入隊当日、現場のあちこちにも安全統制のために警察官が配置され、119救助隊や救急隊も万が一の事故に備えて入営所前で待機した。
昨年12月、BTSメンバーとして最初に入隊した“長兄”JINは、別途のイベントなしに車に乗ったまま非公開で入隊した。J-HOPEの入隊を控えても所属事務所BIGHIT MUSICは「新兵教育隊入隊当日、別途の公式行事はない」と伝えていた。
そんななか現場は、訪れた少数のファンを除いては静かな雰囲気だった。多くのファンが「現場訪問を控えてほしい」という所属事務所の要請に応じたのだ。その代わりにファンらは現場に、J-HOPEの顔をラッピングした大型バスを送って除隊の日を待つ気持ちを伝えた。
振り返ればJ-HOPEは今年2月に入隊することを知らせた。当時、彼は「（入隊は）昨年からずっと考えていた計画だ。JIN兄が入ってから、“自分はいつ頃に入るべきか”と考え、一日でも早く行ってきて良い姿を見せることが正しいという気がして、このように決めた」と直接明らかにした。
そして3月3日にはソロシングル『on the street』をリリースし、入隊前にファンに最後のプレゼントを届けた。
（記事提供＝OSEN）
◇J-HOPE プロフィール
1994年2月18日生まれ。本名チョン・ホソク。2010年にBig Hitエンターテインメント（現HYBE）の練習生となり、2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではメインダンサーとリードラッパーを担当しており、ムードメーカー的存在としても知られている。活動名である「J-HOPE」は、名字であるチョン（英：Jeong）の頭文字の“J”と、希望を意味する英単語の“Hope”を掛け合わせたものであり、「パンドラの箱を開けると底には『希望』だけが残った」というギリシャ神話に由来している。
■【写真】J-HOPE、“コンドーム柄のシャツ”で称賛のワケ
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