『イカゲーム』で知られる俳優オ・ヨンス(78)の二次公判が開かれる。
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4月14日、水原(スウォン)地裁は強制わいせつの容疑で起訴されたオ・ヨンスに対する二次公判を行う。
オ・ヨンスは2017年9月頃、大邱(テグ)の遊歩道で散歩をしながら、女性Aさんを強く抱きしめた疑いが持たれている。また、被害者の自宅付近で右頬にキスをし、2度わいせつ行為をした容疑で起訴された。
Aさんは2021年にオ・ヨンスを告訴したが、警察は当時、不送致決定を下した。Aさんはこの決定を不服として異議申請をした。そして昨年11月、水原地検はオ・ヨンスを再捜査したあと、裁判となった。
一次公判でオ・ヨンス側は「2017年7月から9月まで演劇『リア王』出演のために大邱に泊まり、被害者と散歩をして家を訪問したことはあるが、醜行をした事実はない」と疑惑を否認した。
一方の被害者側は「当時、被害者は満22歳の末端団員であり、被告は50歳年上の主演俳優だった。被告人は優越的経歴を活用して末端団員を抱きしめ、奇襲でキスをするという醜行をした」と主張した。
14日に開かれる二次公判にはAさんが証言台に立つ。Aさんに対する証人尋問は、プライバシーおよび身辺保護のために非公開で行われるという。
1944年生まれのオ・ヨンスは1968年にデビューし、2021年9月に公開されたNetflixオリジナル『イカゲーム』にオ・イルナム役で出演した。『イカゲーム』がNetflixの空前のヒット作になると、オ・ヨンスも全世界的な関心を受けた。
彼は韓国国内ではドラマの台詞から「カンブおじいさん」と呼ばれたりもした。海外では2022年1月の米ゴールデングローブ授賞式で、韓国俳優として初めてテレビ部門の助演男優賞を受賞する快挙も成し遂げた。
しかし今回の疑惑で、米タブロイド紙『ニューヨークポスト』をはじめ、芸能メディア『バラエティ』『デッドライン』などが「『イカゲーム』のオ・ヨンスが韓国で性犯罪疑惑で起訴された」と知らせて話題を集めた。
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