歌手チュウの新たな所属先が決まった。
芸能事務所ATRPは4月7日、チュウと専属契約を結んだと発表した。
ATRPは「当社初の所属アーティストとしてチュウを迎えることができて、とても嬉しい。無限の潜在脳力を持つチュウが、アーティストとして自分の才能を思う存分発揮し、楽しくて幸せな活動を続けられるよう全面的な支援を惜しまない。新たな跳躍を始めたチュウに、多くの応援と関心をお願いする」と伝えている。
チュウは2017年、ガールズグループLOONAの一員としてデビューし、多くのファンから愛された。グループ活動のほか、多様なバラエティ、広告などでの活躍で“人間ビタミン”と称された。
だが、最近では前所属事務所BlockBerryクリエイティブとの間に起きた“パワハラ問題”が長期化している状況だ。
なおチュウが加入したATRPは、WMエンターテインメントで総括取締役だったキム・ジンミ代表を軸に作られた新生芸能事務所だ。
キム代表はWM在籍当時、B1A4、OH MY GIRL、ONFを直接発掘、A&R、企画製作総括を担当し“中小企業アイドル”神話を導いた立志伝的な人物だ。
独特な企画と発想でアイドルシーンでも特別な地位を確立していたキム代表は、ATRPを通じて境界のない文化のトレンドをリードし、主体的IP製作、拡張をするものと期待される。
◇チュウ プロフィール
1999年10月23日生まれ。本名はキム・ジウ。「毎月新しい少女に出会う」というコンセプトのガールズグループLOONA(今月の少女)のメンバーとして2017年12月から活動。ユニット「LOONA yyxy」としてもデビューしている。グループを通じて数多くのヒット曲を生んだことはもちろん、ソロでバラエティ番組やCMに多数出演。愛らしいキャラクターと明るい性格で高い人気を誇る。一方で所属事務所との様々な葛藤がたびたび報じられ、2022年11月にLOONAを脱退した。
■切り捨てられたとされるLOONAチュウ、問題の“パワハラの中身”が公開
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