4人組の新人ガールズグループ「FIFTY FIFTY」が2週連続で米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」にチャートインした。
米ビルボードが4月4日(現地時間)に発表した最新チャートによると、FIFTY FIFTYの1stシングル『The Beginning:Cupid』のタイトル曲『Cupid』が「HOT100」で94位を記録した。
先週の100位から6段階も上昇した順位だ。
また『Cupid』は、世界最大のストリーミングサービスSpotifyが発表した最新グローバルチャートで16位、アメリカチャート42位、イギリスチャート113位を記録し、たしかなグローバル人気を誇っている。
先週には英オフィシャルチャート「シングルトップ100」に名を連ねて話題を集めており、北米に続いてイギリスでもたしかな存在感を示しているのだ。
先週、デビューから4カ月で「HOT100」チャートに名を連ね、同チャートに進入したK-POPグループで歴代最短記録を作ったFIFTY FIFTY。「HOT100」に入ったK-POPグループは、Wonder Girls、BTS(防弾少年団)、BLACKPINK、TWICE、NewJeans、そしてFIFTY FIFTYの6組だけだ。
特にFIFTY FIFTYの「HOT100」チャートインは、大手芸能事務所が牛耳るK-POP市場で中小芸能事務所が成し遂げた成績であるため、より一層意味が大きいだろう。
特別な北米でのプロモーションがなくても「音楽が良い」という評価を受け、海外ファンの間で口コミが広がり、その結果として「HOT100」チャートインという結果につながった。
FIFTY FIFTYは、キナ(2002年生まれ)、セナ(2004年生まれ)、シオ(2004年生まれ)、アラン(2004年生まれ)の4人で構成されたガールズグループで、全員が韓国出身だ。コンテンツ専門クリエイティブグループのATTRAKTが2022年11月にローンチした。
確率的に五分五分という意味を持つグループ名には、理想と現実、そしてそのなかに共存する存在になるという思いが込められた。また、グループが“50”であれば、ファンも“50”で、合わせて完全な“100”になることを望むというメッセージも含まれているという。
なお、2週連続で「HOT100」にチャートインした『Cupid』は、ミニマルなディスコビートとファンキーなベースラインを基盤に、レトロな感性の旋律が調和した曲だ。
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