別れを要求する彼氏にデートDVを頻繁に振るった30代の女優Aが、一審で懲役刑の執行猶予を言い渡された。
ソウル中央地裁・刑事8単独(ピョン・ソンファン判事)は、特殊脅迫、特殊暴行、名誉毀損などで起訴されたタレント兼女優Aに懲役8カ月、執行猶予2年を言い渡した。
Aは昨年、恋人だった20代の男性Bが別れようと告げると、数回暴行したあと、乗用車でBに向かって突進した疑いを受けた。Bが乗用車のボンネット上に上がっている状況で、乗用車をそのまま出発させてBを道路に落下させたことが調査でわかった。
その後、AはBが警察に通報すると、これに激怒してまたもやBに暴行を加えた。また、昨年10月末にBが他の女性たちと会っていることがわかると、カカオトークのチャットルームに男性知人80人を招待してBのプライバシーを暴露して誹謗したという。
ソウル地裁は「被告人は被害者を含め、これまでの交際男性に対するデートDVで何度も罰金刑を言い渡され、ますます内容が重くなっている」としながらも、「被害者にも事件発生に対する責任があるとみられるなど、事情を考慮して懲役刑の執行猶予を言い渡す」と量刑理由を説明した。
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