12月21日、元欅坂46の平手友梨奈が、BTS（防弾少年団）など人気K-POPグループが多数所属するHYBEの日本法人HYBE JAPAN子会社が設立した新レーベル「NAECO（ネイコ）」に移籍すると発表された。
NAECOは「大洋」を意味する「OCEAN」を逆さまにしたもので、一つの場所に安住せず、挑戦を追求するアーティストのためのグローバル企業を目指すという意味が込められている。
平手は今年、韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本リメイク版『六本木クラス』のヒロイン役として出演していたこともあり、韓国でも比較的知られた存在だ。
そして平手の移籍の裏で、HYBE行きが噂されている日本人男性アイドルがほかにもいるようだ。
その男性アイドルというのは、2022年11月4日にグループ脱退、ジャニーズ事務所からの退所を発表したKing＆Prince平野紫耀だ。
というのも、平野がキンプリを脱退した背景には、強い海外志向を持っていたためだとの噂も。ジャニーズ事務所を創業したジャニー喜多川氏はかつて、平野を含むKing＆Princeメンバーに「海外に行かないとダメだ」と伝えていたというエピソードもある。
平野自身もテレビや雑誌のインタビューで、海外での活動に対する思いを度々語っていたこともあり、ファンの間では脱退発表直後からHYBEに行くのではと囁かれていた。
HYBE JAPANのハン・ヒョンロクCEOも「日本の才能あるアーティストたちを“グローバルアーティスト”へと成長させるためにNAECOを設立した」と平手のNAECO加入発表とともに伝えており、平野が希望する世界を舞台にした活動を展開するには最も適した事務所だと言える。
ただHYBEの本国である韓国は、平野加入の噂をどう思っているのだろうか。
SNSやファンコミュニティなどでは、「このまま平野紫耀は本当にHYBEに行くのでは？」「平野紫耀のHYBE行きに信憑性があるのは、HYBEがこだわるビジュアルの条件に合っているから」「ジャニーズを辞めてHYBEに来るのはとても理想的だと思う」「平手が来るのなら可能性は高いかも」などの声がある一方、「K-POPレベルではないのに、HYBEが迎え入れる理由がない」といった厳しい意見もあるようだ。
今回の平手に先駆け、初の日本人ボーイズグループ「＆TEAM」がデビューするなど、日本での存在感が日に日に大きくなっているHYBE。このような流れは今後も続くと見られているが、平野がどのような道を選ぶのか注目だ。
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