「役者になってよかったと思う瞬間はたくさんある。この職業は大きな祝福」
1998年に子役として芸能界デビューし、品のあるビジュアルと深みのある演技力でジワジワと人気を集めたシン・セギョン。去る9月26日に最終回を迎えた時代劇ドラマ『新入史官ク・ヘリョン』(原題、MBC)を通じて代表作を更新し、女優としてさらに成長した姿を見せた。
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次回作に関しては、「まだ決まっていないけど、次の作品でも『新入史官ク・ヘリョン』のような物語と出会いたい」と語ったシン・セギョン。最近は演技活動だけでなく日常を公開する動画コンテンツも活発に公開し、「芸能人を代表するクリエイター」として知られつつある彼女であるだけに、現在どのように過ごしているのかが気になる。
―芸能人を代表するクリエイターと呼ばれている。人気についてどう思っているのか。
実は、ユーチューブは具体的な計画なしに始めた。普段から家で料理をするのが好きで、日記のように映像で記録しておきたいと思うようになった。ちょうど『国境のない屋台』(韓国の料理バラエティ)の撮影も始まって、「やっぱり写真よりも、音や映像で記録することに意味がある」と確信して本格的に動画を配信することにした。
もともと休まず作品に出演するスタイルではないので、次回作までの空白期間はファンの方々に日常を伝える時間にしたかった。
―動画編集をシン・セギョン自身が行っていることで話題になった。
派手な編集をする必要がなく、映像を切り取ったり付け加えたりする程度だったので自分で勉強した。そんなちょっとした作業にも関わらず、いざやってみるとすごく時間がかかる。だけど、日常生活をお届けする映像なので自分で編集をやらなければと思った。そうでないと、100%正しく伝えられないから。だから今も、すべて自分で作業している。
―ユーチューブを通じた収益がどれほどなのかも、世間の関心ごとだ。