「やりがい搾取だ!」と非難浴びた韓国の女性歌手社長、年俸引き上げを約束し再び謝罪

2023年01月12日 話題

K-POP女性デュオ「Davichi(ダビチ)」のカン・ミンギョンが、自身が運営するショッピングモールの採用に関して追加で立場を発表した。

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1月11日、カン・ミンギョンは「この文を書くまで多くの悩みがあったが、時間が経てば経つほど拡大、再生産される憶測をこれ以上見ているわけにはいかず、会社の代表として、責任感を持ち、いくつかの部分について率直に申し上げようと思う」とSNSで釈明文を公開した。

続けて「6日、私たちは就職情報サイトに<学歴無関/経歴無関/新入/CS(カスタマー・サービス)>採用のために年俸2500万ウォン(約250万円)の公告を上げた。ところが以前に使用した<大卒/3~7年目/キャリア職/CS>の公告を再利用し、キャリア職公告に年俸2500万ウォンが誤って掲示された。ミスを確認した途端、慌てて公告を修正したが、修正前の内容のキャプチャが広がることになった」と述べている。

離職率にも言及

そして「先立ってインスタグラムを通じて申し上げたように、Àvie muah(アビ・エムア)はキャリア職に対する処遇を、直前の年俸を基準に交渉している。従って、当該公告は詳細内容が誤って記載された“事故”であることを再度申し上げる」と強調した。

また「過去のウェブデザイナー採用公告でも似たようなことがあった。会社の初期の意欲だけ先に、不必要な内容をたくさん並べた。当然、当該公告を通じて採用された方はおらず、当時、問題を認知し、全面修正した件だった」と釈明した。

「代表として公告を出す過程を几帳面にチェックできなかった点を、もう一度心より謝罪する。これからは、さらに細心の注意を払っていく」と謝罪した。

(写真=カン・ミンギョンInstagram)

それとともに「Àvie muahの離職率とキャリア職の年俸について申し上げます。ある業者のデータをベースに“離職率52%、平均年俸2230万ウォン(約220万円)”という内容が広がっている」とし、「実際の当社の離職率は30.4%であり、2020年に会社が創立して以来、22人が入社、6人が退社し、現在16人のチーム員のうち10人が勤続している。平均年俸は会社内の情緒を考慮して正確に申し上げることは難しいが、中小企業の平均年俸程度であり、2230万ウォンはとんでもない金額」と訂正している。

カン・ミンギョンは「今回の論難で多くの方々の叱責と助言を聞くことになった。その中の一つは、無経歴の新入だとしても“2500万ウォンという金額は少なすぎるのではないか”という話だった。今回のことをきっかけに、現Àvie muahの新入チーム員はもちろん、会社に入社するすべての学歴無関/経歴無関/新人初任給を3000万ウォン(約300万円)に調整する」と明らかにした。

今回の採用広告以外にも、高価な机、ガスレンジの使用についても叱責を受けたことがあるカン・ミンギョンは、その件についても言及している。

「社員が苦しんでいる…」

彼女は「芸能人という職業を持った人として、良い服、良い物を広告して紹介することもまた、私の仕事だと思って暮らしていた。しかし、芸能人として会社を運営するためには、より格別な注意と細心の配慮が必要だということを、今回の仕事を通じて学ぶことができた。 成長した姿をお見せしたい」と告白。

「デビューして16年になる。大衆に一挙手一投足が全て見られる人生を生きている私が、どうして敢えて悪い意図を持って誰かを採用しようとしたのだろうか。本当に無知だった。私の手落ちであり、私のミスだ。面目ない。これまでÀvie muahを大切にしてくださるお客様に真心を尽くそうと努力した。今後もその努力は変わらないという話を申し上げ、少し下手でも、未熟でも見守って下さるならば、会社の福祉と処遇をより重要な価値と考え、より一層発展する」と誓った。

最後に「現在、当社に関する過度な関心によってチーム員たちが大変苦しんでいる。初期から今まで苦労してくれた、ありがたいチーム員たち、私がもっと気を配って大事にする。ご心配をおかけして申し訳ありません。長い文章を読んでくださって本当にありがとうございます」と締めくくった。

立って5日、カン・ミンギョンはショッピングモールの採用公告を掲載。これはCS(カスタマー・サービス)管理およびデザイナーに関するものだった。

だが、この採用公告サイトに掲載された内容は、正社員への登用が可能な3カ月の有機契約で、条件とする前経歴は3~7年、週5日40時間勤務で年俸2500万ウォン(約250万円)というものだったため、一部ではキャリア採用なのに給与が低すぎるという声が挙がり、“やりがい搾取”だと物議を醸していた。

以降、カン・ミンギョンはすべての投稿を削除したあと、釈明文を掲載して謝罪。そして今回、問題が大きくなったことで再び頭を下げることとなった。

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