元iKONのB.I、“麻薬使用”容疑を一部認める。事務所の隠蔽工作についても調査予定

2019年09月18日 話題

K-POPグループiKONの元メンバーB.I(本名キム・ハンビン)が、麻薬使用に関する容疑を一部認めた。

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9月17日、京畿道南部地方警察庁はB.Iを召喚して14時間を超える調査を行った。疑惑が浮上した当初薬物の使用を否定していたB.Iは、取り調べの過程で容疑を一部認めた。これによってB.Iは麻薬類管理法違反の疑いで立件、参考人から被疑者の身分に転換した。

取り調べ内容によると、薬物を使用したことは認めたものの、摂取した量や使用時期などは知人A氏の供述と異なる部分があるという。警察は現在追加の調査を予定している。

B.Iの知人とされる元アイドル練習生のA氏は2016年8月22日、大麻吸引の容疑で緊急逮捕された。

B.I

同氏は逮捕された当時、取り調べの過程でB.Iと交わしたカカオトークのメッセージ内容について言及し、「B.Iの要求でLSD(危険薬物)10枚を宿所付近で渡した」と供述。しかし、その後の調査で突然「B.Iに麻薬を買ってあげたことはない」と証言を覆した。

しかし、A氏は事件から約3年後の2019年6月に「B.Iの所属していたYGエンターテインメントから圧力をかけられた」と通報。事件が再び浮上することとなった。このためB.IはiKONを脱退し、YGエンターテインメントの代表プロデューサーを務めたヤン・ヒョンソクは、すべての職責から辞任した。

B.Iは疑惑が浮上するや否や「すごく大変で苦しかった一時期、関心を持つべきではないものに頼りたかったのは事実。しかし、怖くて恐ろしくて結局出来なかった」と疑惑を否定した上で、引退を宣言している。

今回B.Iが容疑の一部を認めたことによって、「ヤン元代表が事件に関与した」という証言の信ぴょう性はさらに高まった。

警察は今後、事件の隠蔽を図った可能性があるとして、ヤン元代表を召喚調査する予定だ。

ヤン元代表はすでに性売買斡旋の疑いで立件されており、海外遠征賭博の容疑も受けている。自らが発掘して成長させた所属アーティストと共に、自滅の危機に置かれている状況だ。

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