自身の話を惜しげもなく披露したファサ。「小学校の時から修学能力試験(韓国の大学共通入学試験。日本のセンター試験のようなもの)を諦めていたのではなく、“見ない”ようにした」と明かし、スタジオに驚きをもたらした。
続いて「パパは驚かなかったし、“そうだと思った”と言っていた。自分なりに頑張った勉強はカラオケで歌ったことだ」と打ち明けた。このエピソードからは、自らが進む道を早くから決め、そこを一心不乱に猛進するファサの性格が感じられた。
ほかにもファサは、自身の強いイメージによる“噂”についても率直に話した。「強烈なイメージがあるので、お酒も強くてタバコをたくさん吸うというイメージがある」とし、「お酒は好きではない。気持ちいい時にたまに飲む。爪は偽物だ。海外アーティストたちが好きなので、中学生の時から貼っていた」と説明。
飲酒と喫煙について番組で公開的に言及するのは簡単ではない。いくらデマだとしても、番組の言葉は全て記事化されているだけに、ややもすると誤解を招きかねないからだ。
しかしファサでは違うことは違うと堂々と話し、一線を引くことができる率直さがあった。これは自信から来るファサのコミュニケーション方法として、大衆に近づくのに十分だった。
またファサは自身のコンプレックスである“へそ”についても言及した。「マンガみたいに、へそが一直線だ。イ・ヒョリ先輩はへそ美人なのに、私はただのへそ」と愉快に付け加えた。それとともに「我が家は遺伝的に下半身が大きい方だ。デビューした時は“なぜこんなに太っているのか”と思ったが、今は長所になった」とも説明し、コンプレックスを克服することで、独自の魅力に昇華させたという。
ファサはこれまで、MBCバラエティ『私は一人で暮らす』で韓国芸能界のホットアイコンに浮上した。当時、ファサの“モッパン”が大きく話題を集め、自分だけの魅力をアピールすることに成功した。
この日の『憎い我が子』でのファサも、これまでバラエティで見せてきた率直で大らかで愉快なファサだった。そして、いつもステージで見せてくれた自信とカリスマ性も健在で、華やかかつ愉快な魅力をふんだんに発揮していた。
(記事提供=OSEN)