9月に映画『自白』(原題)の製作報告会に、ナナはオフショルダーのブラックミニワンピースで登場した。ナナのタトゥーは肩にクモの巣模様をはじめ、枝葉、文字、蛇、花、バットマン、惑星、数字と多岐にわたる。
タトゥーを刻んだのか、もしくは一定期間後に消えるヘナを使用したのか気になったが、当時、ナナはタトゥーについて特に言及していない。所属事務所は「アーティストの私生活なので、お答えすることが難しいとことを了承してください」と明らかにしているため、より一層好奇心を高まっている。
事実、役者たちはさまざまな作品に出演するため、制約があり、タトゥーを刻まないのが一般的だ。大きなサイズのタトゥーをする場合、作品の雰囲気と合わなければ隠さなければならない煩わしさがあるからだ。このような理由と、タトゥーに対する一部の否定的な視線により、女優のハン・ソヒはデビュー後、タトゥーを消している。
しかしナナは、女優の中でタトゥーが一番多いと言ってもいいほどの量で皆を驚かせた。
日増しに注目度が高まったことにより、結局ナナは自ら口を開いた。『自白』に続いて行われたNetflixオリジナルシリーズ『グリッチ -青い閃光の記憶-』の製作発表会で、「ボラ(役)を演じるから関心を持つようになったわけではない。私がやりたくて刻んだタトゥーだ」とし、「いつか、私がなぜこのタトゥーをしたのか、しなかったのか話す日が来るのか、来ないのかは分からない。ただしタトゥーは個人的な選択だった」と明かしている。
ほかにもムン・ガヨンも背中に刻んだタトゥーを初めて公開している。10月20日、ファッションマガジン『marie claire』のYouTubeチャンネルには、『背中にタトゥー?ステッカー?ムン・ガヨンのインスタグラムすべての写真に登場する〇〇アイテムまで』というタイトルの動画が投稿された。
この映像は、ムン・ガヨンが好むアイテム10種類を紹介するというもの。最後のアイテムを公開する直前、「今お見せするのは少しおかしいかもしれないので、横に資料画像として出してくれると思う。今日、背中の写真を撮った。そこに私のタトゥーがあるんだけど、“これは果たしてステッカーなのか?それとも本当にしたのか”』という討論が行われた」と話した。
そして「私が実際にしたタトゥーだ。私がすごく好きでもあるし、このタトゥーは、実は私の胎夢だ。すごく宝石の多い始祖鳥が出てくる夢を見たと(母から)聞いた。それで始祖鳥をきれいにデザインして刻んだタトゥーだ。この場を借りて説明することができて、とても嬉しい」と明らかにした。
ムン・ガヨンは『marie claire』の撮影で背中を露出していたが、右側の背中の肩甲骨下に刻まれた始祖鳥のタトゥーが注目を集めた。
◇ナナ プロフィール
1991年9月14日生まれ。2009年にAFTERSCHOOLのメンバーとしてデビュー。もともと美貌に定評があったが、2014年の「世界で最も美しい顔100人」で1位になったことをきっかけに韓国を代表する“美女スター”となった。2016年にドラマ『グッドワイフ』の韓国リメイク版で女優としての才能を開花させ、以降は主演級女優として活躍中。
◇ムン・ガヨン プロフィール
1996年7月10日生まれ。ドイツで生まれ、小学校3年生の時に帰国した。そのため、韓国語、英語、ドイツ語が堪能なことで知られる。2006年の映画『師匠の恩恵』(原題)で子役デビュー。ドラマ『王家の家族たち』『魔女宝鑑 ~ホジュン、若き日の恋~』『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~』『その男の記憶法』などで主演を務めた。同じ子役出身であるApinkのキム・ナムジュと親しい仲。2018年のドラマ『偉大な誘惑者』で共演した俳優ウ・ドファンと2度の熱愛説が報じられたが、即否定している。人気ウェブ漫画の実写ドラマ『女神降臨』で主人公を務めた。