『ウ・ヨンウ』『1000ウォン弁護士』最近の韓国ドラマが“法廷もの”で埋め尽くされている理由

2022年09月26日 テレビ #韓国ドラマ

生まれたときからカルテルの一員になる“法服家族”から、1000ウォン(約100円)またはコーヒー一杯で法律相談をしてくれる弁護士まで。韓国ドラマ界では現在、弁護士や検事など法曹人を前面に掲げた“法定もの”の全盛期を迎えている。

【注目】『愛の不時着』は4位…最も“面白かった”韓国ドラマは?

9月24日に初放送されたドラマ『The Empire:法の帝国』(JTBC、原題)は、韓国法曹界家族の隠密な私生活を題材にした作品だ。主要人物の職業は、ソウル中央地検特捜部の部長、ロースクール教授、国内最高法律事務所の弁護士などだ。

前日の9月23日に始まったドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』(SBS)は、タイトルだけ見てもジャンルを予測できる。実力は優れているが、受任料はたった1000ウォンの「コスパ最高弁護士」チョン・ジフン(演者ナムグン・ミン)の痛快な弁護活劇を標榜する。

その他にも現在放映中の『ブラインド』(tvN、原題)、『法に則って愛せ』(KBS2、原題)、ディズニープラスオリジナル『弁論をはじめます』も主人公が法曹人だ。『ブラインド』のハ・ソクジンが判事に、『法に則って愛せ』のイ・スンギが検事出身の建物主、イ・セヨンが弁護士に扮した。『弁論をはじめます』のチョン・リョウォンとイ・ギュヒョンは、いずれも弁護士だ。

(画像提供=ディズニープラス)『弁論をはじめます』

大ヒットしたドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(ENA)をはじめ、『ビッグマウス』(MBC)、『なぜオ・スジェなのか』(SBS)なども弁護士が主軸の作品だ。これらのドラマはいずれも視聴率、話題性の面で成功を収めた。特に『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は、新生チャンネルで最高視聴率17.5%(ニールセンコリア基準)を記録し、シンドロームを巻き起こした。

その流れは数カ月間、続いている。なぜだろうか。

前へ

1 / 2

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集