韓国の大手芸能事務所YGエンターテインメントの“熱愛説への対応”に注目が集まっている。公式立場のコメント内容や伝え方で、熱愛説が事実か否かわかるというのだ。
【写真】BTS・VとBLACKPINKジェニーの熱愛説が既成事実化
8月18日、ボーイズグループWINNERのカン・スンユンに熱愛説が浮上した。SNS上では、カン・スンユンが女性と手をつないで歩く様子の写真が拡散。相手の女性は女優ムン・ジヒョだ。今年3月に公開されたカン・スンユンのソロ曲『Born To Love You』のミュージックビデオに出演したことがある。
カン・スンユンの熱愛説についてYGエンタ側は、「所属アーティストの個人的なことについて確認することが難しい」という立場を発表した。否定も肯定もしなかったわけだ。
だが、この2人の熱愛説は、すでに事実という見方が強い。YGエンタが発表した公式立場が“強い否定”ではなかったからだ。
これまでYGエンタは熱愛説が事実でない場合、明確な否定の言葉を公式立場に入れてきた。
最たる例は、2021年10月に浮上したBLACKPINKジスとサッカー韓国代表ソン・フンミンの熱愛説だろう。
当時、YGエンタは公式立場で「ジスと関連した熱愛説の噂はすべて事実無根」と強く否定。さらに「噂が海外にも拡散され、アーティストへの被害が懸念される状況であるだけに、誤った内容を正したいと思う。無分別な憶測の自制を切にお願いする」と付け加えた。
熱愛説が嘘であった際、YGエンタは明確に否定する。逆に言えば、「確認が難しい」「私生活」と曖昧な公式立場を出した場合、ほとんどの熱愛説が事実と推測されるようになった。
昨年2月、BIGBANGのG-DRAGONとBLACKPINKのジェニーの熱愛説が浮上したが、2人の所属事務所であるYGエンタは「アーティストのプライベートについて会社の確認は難しい。ご了承願いたい」とだけ発表した。明確な否定がなかったため、以降、2人が恋人関係ということは事実として扱われた。
だからこそ今年5月、ジェニーとG-DRAGONに浮上したのは“破局説”だった。ちなみに同じタイミングでジェニーとBTS・Vに熱愛説が浮上したが、YGエンタはなんら立場を発表していない。それはBTSの熱愛説をことごとく即否定してきたBIGHIT MUSICも同じだった。
いずれにしてもYGエンタのある意味わかりやすい“熱愛説への対応”について、一部からは「明確ではないが予測ができる立場文はYGの長所」「YGだけの熱愛説への対処法」と評価されているほどだ。
同じ文脈で見ると、今回のカン・スンユンの熱愛説も事実の可能性が高いという結論になるが、はたして。
■【画像】BTS・Vとジェニーに熱愛説が浮上…GDとの破局説に続いて議論沸騰
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