2016年に性的暴行容疑で立件され、被害者女性に1億ウォン規模の損害賠償を提訴されたパク・ユチョンの弁護団が全員辞任したことが分かった。
8月5日、「法務法人 世宗(セジョン)」は、パク・ユチョンの訴訟代理を務める弁護人4人が去る6月17日付で全員辞任したと明らかにした。新しい弁護団はまだ選任されていないという。
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パク・ユチョンは昨年12月に、女性A氏より1億円規模の損害賠償請求の訴訟を提起された。A氏は、2016年12月16日にパク・ユチョンから性的暴行を受けたと主張、パク・ユチョンが所有する自宅に1億ウォンの仮差押えも申請している。
告訴状の受付後3カ月ほどは、パク・ユチョンからの意見書が提出されなかったため判決の宣告期日が指定されたが、その後パク・ユチョン側が訴訟委任状と無弁論判決宣告期日取り消し通知書を送付し、判決宣告が取り消された。
その後、ソウル中央地方裁判所は先月15日、この事件と関連し強制調停の決定を下した。強制調停決定後、双方が2週間以内に意義を申し込まなければ確定判決と同じ効力を持つ。
しかし、調停決定を知らせる調停決定文が現在、パク・ユチョンの不在によって送達されない状況だ。
A氏の法律代理人はこのほどSNSを通じて「裁判所の調停決定は裁判の開始や宣告の知らせと違って、公示送達機能がない。調停決定文を確認し、これに対する立場を裁判所に伝えられるように、この書き込みを見た誰かが当事者に教えてほしい」と訴えている。
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