KBS2の新ドラマ『あなたが願いを言えば』(原題)が2種のティザーポスターを初公開した。
【写真】チ・チャンウクのイベントが大盛況!一方では「不謹慎だ」の声も
8月10日に韓国で放送開始となる本作は、人生の最後に追い込まれた危険な青年が、ホスピスで人々の最後の願いを聞き、痛みを癒していくヒーリングドラマ。末期がん患者たちの最後の願いを叶えるという、オランダの実在する財団からモチーフを得た作品だ。
7月12日、ドラマ制作側は主演チ・チャンウクの対照的なティザーポスター2種を公開した。
チ・チャンウクは劇中、人生に対する意欲と意志がなく、かろうじて現在を耐えて生きているユン・ギョレ役を演じる。ユン・ギョレは全身にタトゥーを彫り、苦痛を与えるのが習慣のようになってしまった“壊れたアダルトチルドレン(幼少期に家庭内トラウマによって傷つき、大人になった人)”で、世の中との壁を破って次第に近づいていく彼の物語が、視聴者に深い感動と癒しを与える予定だ。
今回公開されたティザーポスターは、従来のチ・チャンウクのイメージとは全く異なる雰囲気で、彼の変身を予告している。両腕いっぱいのタトゥー、感情が感じられない目つきと表情に、「願いを聞いてあげること?それはお金をもらってやることですか?」というキャッチコピーが調和し、世の中に敵意を持ったまま生きるユン・ギョレの険しい人生を推察させる。
またもう一つのポスターには、子犬を抱いているチ・チャンウクが写っている。一方の荒々しい印象とは異なり、こちらは寂しさが感じられる。海辺に立っているチ・チャンウクの縮こまった肩と背中が、“故障したアダルトチルドレン”ユン・ギョレの物語により興味を抱かせる。
ドラマ製作陣は、「チ・チャンウクはユン・ギョレのキャラクターに完璧になりきり、撮影中、毎瞬間、感嘆を呼び起こした。人生に意欲を失ったユン・ギョレはどのような事情を持っているのか、彼が世の中の壁を破って出てきて幸せな人生を送れるのか、ドラマに多くの期待をお願いし、チ・チャンウクの演技変身も関心を持って見守ってくだされば良いだろう」と伝えた。
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