「生きていると、いろいろなことが起こる」
ジョー・バイデン米大統領からホワイトハウスに招待されたBTS（防弾少年団）のリーダー、RMが感想を伝えた。
BTSは「アジア系・ハワイ先住民・太平洋諸島住民（AANHPI）遺産の月」を迎えてホワイトハウスに招待され、来る5月31日、バイデン大統領と会う。両者はその席で「反アジアン憎悪犯罪」などについて議論する。
RMは5月26日夜、ファンコミュニティWeverseに「生きているといろいろなことが起こるが、良いことで行ってくるので、しっかりと行ってくる」とし、「前回アメリカ旅行をしたとき、（ホワイトハウスを）遠くから見てきたが、入ってみることになった」と感想を述べた。
彼は「いつもではないが、皆さんが言ってくれる言葉をすべて知っていて、また聞いているので、あまり心配しないでほしいと申し上げたい」とし、「しっかりと行ってきて、6月に笑ってお会いできるようにする」と付け加えた。
また、「皆さん（ARMY、BTSファン）のおかげで行ってくるのだから（今回のスケジュールは）皆さんのものでもある。たくさん応援してほしい」と話した。
所属事務所BIGHIT MUSICは「BTSが韓国アーティストを代表してバイデン大統領と歓談をするだけに、包容と多様性、アジア系を対象にした嫌悪犯罪、文化・芸術全般にわたって多様な話が交わされることを期待する」と伝えた。
BTSはユニセフと全世界に希望を伝えるLove Myselfキャンペーンを進行し、「黒人の命も大切だ（BLM・Black Lives Matter）」キャンペーンにも参加するなど、全世界に“善良な影響力”を及ぼすという評価を受けている。
2021年には「未来世代と文化のための大統領特別使節」の資格で、第76回国連総会（ニューヨーク）に参加し、未来世代のための演説者となった。
なおBTSは来る6月10日、新アルバム『Proof』をリリースする。
◇RM プロフィール
1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。
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