「”K-カンヌ“:韓国映画がカンヌ映画祭を魅了している」
韓国映画が3年ぶりの5月開催となった第75回カンヌ映画祭で、韓国映画が人気を博していることについて、『The National』や『Taipei Times』などの海外メディアは、“K-カンヌ(K-Cannes)”と報じた。
まず『The National』は、「韓国映画はNetflixシリーズ『イカゲーム』(2021)と、映画『パラサイト 半地下の家族』(2019)に対する熱狂の波に乗って、精巧な陰謀と洗練されたアクションに対する好みに合わせながら、カンヌ映画祭を魅了している」と伝えた。
続いて、初監督作品『HUNT』(原題)でカンヌ入りしたイ・ジョンジェの言葉を引用し、「今は韓国プロダクションの黄金時代のように感じられる。そして、それは始まりに過ぎない」と紹介した。
また台湾メディアの『Taipei Times』は、『別れる決心』(原題、英題『Decision to Leave』)で4度もコンペティション部門に進出したパク・チャヌク監督の感想を引用し、「韓国は極端な状況を体験し、それが私たちの性格を変えた。私たちは落ち着いていたり、善良な性格を持っていない。私たちは気まぐれで、それは私たちの映画やシリーズに反映される」と言及した内容を紹介し、韓国映画の性格を定義した。
ほかにも『The National』は、是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』への期待感も示している。本作には、『パラサイト』のソン・ガンホ、『新感染半島 ファイナル・ステージ』のカン・ドンウォン、K-POPのメガスターであるイ・ジウン(IU)を含む、韓国のオールスター俳優陣が出演すると付け加えた。
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