韓国ドラマ界ではロマンチックコメディの後に続いて、ヒューマンヒーリング作品がやってきている。
【話題】『愛の不時着』は4位…ここ4年間で最も“面白かった”韓国ドラマは?
視聴者たちは今、軽くてときめく愛の物語では少し重いが、誰もが経験するようなささやかな癒しの物語に共感している。
Netflixでも配信中の『私たちのブルース』(tvN)は、暖かく活気にあふれる済州島を背景に、オムニバス方式を通じて「私たちみんなが主人公だ」というメッセージを伝え、様々な人生の物語を描く。
『ライブ~君こそが生きる理由~』『大丈夫 愛だ』『その冬、風が吹く』などのドラマを誕生させた脚本家ノ・ヒギョンとキム・ギュテ監督、そして過去最高級の俳優ラインナップで初放送前から大きな話題を呼んだ『私たちのブルース』は、初回から全国視聴率7.3%(ニールセンコリア集計)を記録した。
去る4月17日に放送された最新話の視聴率は9.2%と上昇傾向を見せている。視聴者たちは「ノ・ヒギョン作家の筆力には誰も追いつけない」「チャ・スンウォンの演技が圧巻だ」「まだ解き明かすべき話が多いようだ」など、多様な反応を見せている。
同じくNetflixで配信中の『私の解放日誌』(JTBC)は、単調な生活にうんざりした3兄妹が自由と生きがいのために奮闘する姿を描き出したドラマで、幸せを夢見る大人たちの成長物語を込めている。
見る者を応援させるという好評のなかで、初回視聴率2.9%、最新話で2.3%を記録した。 第1、2話では暗い現実の物語を込めており、視聴者たちの視線を集めることができなかったが、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』を執筆した脚本家パク・ヘヨンと、『まぶしくて-私たちの輝く時間-』の演出者であるキム・ソクユンPDの呼吸で、徐々に人々の関心をひきつけるのではないかと期待を集める。
時に温かく、時に涼しい風と共に、お茶の間には誰もが共感できるヒューマンヒーリングの物語が春の雰囲気を伝えている。視聴者は誰もが共感できる話と温かいセリフを通して、日常生活のなかで小さな慰めに反応している。
■BTS・JIMIN、『私たちのブルース』OSTでWanna One出身ハ・ソンウンとデュエット
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