「万能エンターテイナー」と称される女優のオム・ジョンファが、5年ぶりにドラマ出演する。
オム・ジョンファが出演する新tvNドラマ『私たちのブルース』（原題）は、人生の終わり、または絶頂、始まりに立っているすべての人々の、甘く苦い人生を応援するドラマだ。
放送前からオム・ジョンファはもちろん、イ・ビョンホン、シン・ミナ、チャ・スンウォン、イ・ジョンウン、ハン・ジミン、キム・ウビンなど豪華ラインナップに加え、数々の名作ドラマを執筆したノ・ヒギョン作家と最高の呼吸を見せてくれたキム・ギュテ監督のタッグということもあり、連日話題を集めている。
さらに、BTS（防弾少年団）のJIMIN（ジミン）がOST（劇中歌）を歌うことも決定し、かつてない豪華な陣容が完成した。
本作でオム・ジョンファは、映画の中の都市生活に疲れて済州（チェジュ）に戻ってきた「万人の初恋」コ・ミランに扮し、30年来の親友チョン・ウニ（演者イ・ジョンウン）と愛憎のコンビネーションを披露する予定だ。
先立って公開されたコ・ミランとチョン・ウニのエピソードティーザー映像には、完璧なキャラクターシンクロ率と“愛憎コンビネーション”がそのまま映し出され、視聴者の期待を高めている。
コ・ミランが済州道のプルン村に戻り、騒がしくなったことが気に入らないチョン・ウニの姿は、2人の演技合戦だけでも期待感が高まるには十分だ。2人が描く30年来の“愛憎コンビネーション”は、一体どのような姿なのかだろうか。
特に、『私たちのブルース』は作品ごとに深い演技を披露してきたオム・ジョンファが、2017年に放送されたMBC『あなたはひどいです』以来、5年ぶりの帰還という点も注目を集める一因だ。
映画『TSUNAMI -ツナミ-』に出演し、『ダンシングクイーン』（原題）と『悪魔は誰だ』では「第48回百想（ペクサン）芸術大賞」映画部門女子最優秀演技賞と「第50回大鐘（テジョン）賞映画祭」主演女優賞を獲得するなど、女優として華麗なキャリアを歩んできたオム・ジョンファは、作品ごとに心を込めた演技で大衆から愛されてきた。
特に、2021年に日本でも公開されたオム・ジョンファ主演作『ノンストップ』は、コロナ禍の厳しい時勢にもかかわらず、観客動員100万人を突破する人気作として好評を博した。
大衆性はもちろん、コメディからラブロマンス、アクション、スリラーまで、キャラクターやジャンルを超える幅広い演技力で「オム・ジョンファこそジャンル」という看板を作り上げ、名優としての底力を発揮している。
『私たちのブルース』は、韓国tvNにて4月9日21時10分から放送開始だ。
◇オム・ジョンファ プロフィール
1969年8月17日生まれ。1992年に映画『結婚物語』で女優デビューし、翌年には歌手活動もスタート。1997年のアルバム『後愛』のヒットで全盛期を迎え、セクシーさを前面にしたコンセプトで次々とヒット曲を生み、“韓国のマドンナ”と呼ばれた。女優としても数々のドラマや映画に主演し、ヒット作多数。日本ドラマのリメイク版『結婚できない男』（2009年）にも主演した。2010年に甲状腺ガンで手術を受けたことを公表。近年は映画に注力している。
■BTS・JIMINが初のドラマOSTに挑戦！話題の新作『私たちのブルース』
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