韓国大手事務所SMエンタ、放送局MBCと韓国語教育事業でタッグ!教育スタートアップへの投資発表

2022年03月29日 話題

韓国放送局のMBC(文化放送)と大手芸能事務所のSMエンターテインメント(以下、SMエンタ)が、韓国語教育事業のために手を組んだ。

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MBCは3月29日、SMエンタ子会社の投資会社SMカルチャー・パートナーズとともに、韓国語教育スタートアップ「KOYLABS」に投資することを発表した。

「KOYLABS」は、昨年行われた文化放送の社内ベンチャー第1期としてスタートしたエデュテック企業だ。文化放送のドラマ、バラエティ、K-POPなど韓国コンテンツを活用した外国人向けの韓国語教育サービス「KOKIRI」を運営している。

「KOYLABS」は韓国語教育の修士・博士など専門家で構成され、韓国語学習者がコンテンツを活用してレベル別の学習ができるよう、カリキュラムが構成されている。

学習者たちは「KOKIRI」を通じて、分単位別に文法、表現、単語などの韓国語だけでなく、韓国の文化も体感することができる。

文化放送は自社が保有するコンテンツが海外で人気を集めただけに、韓国語教育への活用度が高いと判断し、投資を進めた。

文化放送の社内ベンチャープログラム審査にはAltos Ventures、Kakao Ventures、BASSインベストメントなどの国内投資専門会社が参加したが、激しい競争を勝ち抜いて選ばれた「KOYLABS」の競争力を垣間見ることができる。

(画像=SMエンターテイメント)

SMエンタの投資専門子会社であるSMカルチャー・パートナーズは、今年3月15日の設立後、初めての投資先として「KOYLABS」を選んだ。「KOYLABS」がグローバル韓国語教育市場を効率的に攻略できるよう、所属アーティストのコンテンツ提供など、戦略的パートナーシップを提供する予定だ。

K-コンテンツがグローバル市場で高い人気を博し、韓国語教育の需要が高まるなか、簡単で面白い韓国語教育の必要性を認知し、「KOYLABS」に投資したというのが、SMカルチャー・パートナーズ関係者の説明だ。

SMカルチャー・パートナーズの関係者は、「所属アーティストのファン拡大、ファンとのコミュニケーションという次元を超え、グローバル市場に韓国語を伝播できる効果を期待し、KOYLABS投資に参加した」とし、「K-POPの先駆者としてのSMエンターテインメントグループの地位と、韓国語学習のニーズを考慮した」と伝えた。

「KOYLABS」の株主となったMBCとSMエンタは、同企業がグローバルサービスに成長できるよう、事業的協業も模索する計画だ。

文化放送側は「K-コンテンツのトップランナーである文化放送とSMエンターテインメントが、ともに韓国語教育市場をリードすることができると期待している。MBCが保有するさまざまなドラマ、バラエティ、ニュースなどのコンテンツを活用することで、各国別、学習者の趣向別に韓国語を気軽に楽しく学べるサービスになると思う」と述べた。

「KOYLABS」のチョン・イェジ代表は、「韓国語を学ぼうとする学習者のほとんどがK-コンテンツを通じて入門しており、世界的に増加傾向にあるK-コンテンツファンの70%以上が、韓国語学習の意思があることが確認されている」とし、「MBCとSMの戦略的投資とライセンス確保を通じて、学習者が韓国語学習に関心を持つようになったコンテンツで韓国語にハマれるようなサービスを作りたい」と伝えた。

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