人気ドラマ『二十五、二十一』で“無限の肯定”を見せる女優キム・テリは、ヒーリングそのものだ

2022年02月26日 テレビ #韓国ドラマ

Netflixで配信中の韓国ドラマ『二十五、二十一』に出演している女優キム・テリ。彼女が退屈な日常を解消しながら、視聴者を温かくしている。

【写真】キム・テリ、「無邪気な女子高生」役とのギャップSHOT

韓国tvNの土日ドラマ『二十五、二十一』は、1998年に夢を奪われた若者たちの彷徨と成長を描いたドラマだ。キム・テリは劇中、IMF危機によってチームがなくなったが、情熱と覇気に満ちた高校フェンシングの有望株ナ・ヒド役を演じ、週末を楽しませるもう一つの理由を作った。

去る初放送と同時に、ナ・ヒドの“無限の肯定”、“明るさ”が視聴者の心を掴んだ。ナ・ヒドは自分が愛するフェンシングのために、問題を起こして強制転校となることもはばからず、羨望と憧れの対象であるコ・ユリム(演者ボナ)に「私はあなたのファンだ」と話す率直さも持つ堂々たる姿を見せた。

「私と遊ぶときだけ、あのおじさんたちは内緒で幸せになるの」と、ペク・イジン(演者ナム・ジュヒョク)と2人だけの秘密を作り上げた第2話のエンディングは、まさに純白だった。IMFによって夢も家族も諦めざるを得なかったペク・イジンに伝えたナ・ヒドらしい慰めは、ドラマを見ている視聴者にも伝わり、皆を抱きしめた。

(画像提供=tvN)『二十五、二十一』でナム・ヒドを演じる女優キム・テリ

また雨のなかスポーツカーに乗って、「良かった。2人でいると幸せなチャンス…。私、雨に降られるのが大好き!」と叫ぶシーンは、すべての瞬間を肯定に変える青春の姿そのものだった。

夢に向かって直進する本能と、自分の感情を率直に堂々と表現できる、もしかするとあの頃の自分自身かもしれない「ナ・ヒド」。そんな理由からか、ナ・ヒドを見ていると自然に口元に微笑を浮かび、しきりに漏れる笑い声を隠せない。

キム・テリが作り出したナ・ヒドは、恵みの雨のように見る人に明るい力を与える。たとえ今は不完全でも、挫折ではなく、希望を与えながら決して失敗を恐れない優しいドラマ『二十五、二十一』。濃い感性と繊細な表現力が込められたナ・ヒドの清涼さは、今後も続く見通しだ。

共感を呼ぶドラマ『二十五、二十一』は、毎週土・日曜21時10分に韓国tvNで放送される。Netflixでも配信中だ。

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