BTS(防弾少年団)のソウル公演がK-POP業界全体の“希望”となるか注目されているワケ

2022年02月24日 K-POP #BTS

BTS(防弾少年団)の祝祭が再び開始される。

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BTSが新型コロナ感染拡大後、最大規模となる韓国でのコンサートを予告した。BTSは3月10日、12日、13日に、ソウル松坡(ソンパ)区の蚕室(チャムシル)総合運動場主競技場でコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – SEOUL」を開催する。

2年5カ月ぶりに韓国国内で行われるオフライン公演だ。

韓国で一日の新規感染者が10万人を超え、連日緊張感が高まっているなか、はたして今回の彼らのコンサートに何人の観客を迎え入れることができるかが関心を集めた。文化体育観光部は3月21日、1公演当たり1万5000人で承認した。これでBTSは今回の公演を通じて3日間で、計4万5000人の観客と会うことになった。

(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS

去る2019年に韓国で最後に開催した単独コンサート「LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF [THE FINAL]」に比べると3分の1というレベルの規模だが、コロナ禍で公式承認されたコンサートとしては最大規模であるため、多くの注目を集めている。

韓国コンサート業界復活のきっかけに

コンサート業界は、新型コロナの時局で最大の損害を被った業種でもある。昨年11月から歌手ナ・フナ、グループNCT 127などが1公演当たり5000人以下の規模で公演を承認されたが、承認された収容人員が4000人台にとどまる公演も多かった。

それにもかかわらず、BTSの今回の公演が最大規模で承認されたのは、高尺(コチョク)スカイドームやKSPO DOMEなどの室内公演会場とは異なり、野外公演会場で行われる予定だからだ。

文化体育観光部は現在、当該施設の収容可能人数(座席数基準)の50%以内、室内施設の場合は最大4000人以内で公演を承認している。そのためBTSは、蚕室総合運動場主競技場の座席のうち22.9%に当たる、1万5000席だけをオープンすることにした。

(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS

オミクロン株の脅威が相変らず消えていないだけに、所属事務所BIGHIT MUSICと制作陣側は安全な公演のために万全を期するという方針だ。今回の公演では、新型コロナ感染拡大防止のための自治体の指針により、観客の歓声や起立などの行為が禁止される。また、3月10日と13日には、オンラインライブストリーミングも同時進行される。3月12日の公演は、映画館で公演を視聴するライブビューイングイベントと並行される。

公演日が近づき、期待感と熱気もますます高まっている。先立ってBTSは昨年11月27~28日、12月1~2日の4日間、米ロサンゼルスで2年ぶりの対面コンサートを開き、一日平均6万人のファンと会った。これはK-POPワールドツアー再開のきっかけとなった。

以降、ATEEZやTWICEなどが海外ツアーを再開。アメリカツアーに入ったTWICEは、チケットの完売によって追加公演を決定し、NCT 127、BIGBANGなどもコンサート再開の動きを見せている。

海外ツアーに続き、BTSの今回のソウルコンサートが2年間停止していたオフライン公演の活気を取り戻せるか、業界の注目も集まっている。とある企画会社関係者は、「BTSの公演は新型コロナ時局以降、最大規模のイベントだ。今回の公演をきっかけに、K-POP全般にオフラインコンサートが広がるという期待感も大きくなっている」と話した。

また別の関係者も「しばらく難しかったK-POP界としては公演収益を得る機会でもある」とし、「アメリカでは各種公演会場の扉が開かれ、“ノーマスク観覧”が行われたりもする。全世界が注目しているグループであるだけに、BTSの今回の公演が成功裏に終わり、停滞したコンサート市場に活気を取り戻すきっかけとなり、規制が緩和されることを期待する企画会社が多い」と伝えた。

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