ガールズグループAOA出身のクォン・ミナが、グループ所属当時、元リーダーのジミンからいじめを受けていたという点を改めて強調した。
クォン・ミナは2月9日、インスタグラムを通じてファンから受けたダイレクトメールを公開した。
ファンが送ったダイレクトメールには、「あなたとジミンが経験した出来事について、なぜ嘘をついたのか。ミナさんの言葉を信じていたのに。共感できたことが最も大きな理由だった。私はあなたの幸せを願っている」といった内容が書かれていた。
それに対してクォン・ミナは、長文を書いて答えた。「それについて返事をしたかった」と切り出した彼女は、「私が被害に遭った部分、私が死ぬほど話した部分、悪口、暴力、人知れない嫌がらせ、チーム内で唯一私だけを苦しめた点は、すべて事実」と強調した。一方で、クォン・ミナがジミンにメッセージで罵声を浴びさせたことも「事実」と認めた。
“罵声メッセージ”についてクォン・ミナは、「そんな粗雑なことでも復讐になるのなら、あの人の傷になるのなら、私が同じ人間になろうが、なるまいが、やりたかった」と心境を伝えた。
また、すでにジミンが謝罪しているという点については、「“ごめんね”という台詞は実に多いが、現場であの女の表情と言葉遣いを見た私にとって、それは決して真の謝罪ではなかった」とし、「何よりも終始、思い出せないというあの女が、どうして本当の謝罪ができたか」と述べた。
先立ってクォン・ミナは2019年にAOAを脱退し、女優に転向。彼女は2020年7月、突然AOA活動当時、リーダーだったジミンから継続的に嫌がらせを受けていたと暴露した。当初は“いじめ疑惑”を否定していたジミンだが、クォン・ミナの暴露が続くと、最終的にAOAを脱退して活動を中断した。
最近、所属事務所との契約が終了したジミンは、SNSなどで少しずつ存在感を示している。
クォン・ミナの文章全文は、以下の通り。
◇
ありがとうございます。一度はそれについて、返事をしたかったんです。ファクトだけを整理します。誰が悪かったのかを問い詰めようというわけでもないし、ただ事実そのままを話したかったのです。
まず、私が被害に遭った部分、私が死ぬほど話した部分、悪口、暴力、人知れない嫌がらせ、チーム内で唯一私だけを苦しめた点は、すべて事実です。その期間は9~10年ぐらいでした。その後、私がメッセージで罵声を浴びせたことは、記事に出た内容そのままで、送ったことも事実です。
10年も私はやられ、積もりに積もったので何でもやりたかったし、そんな粗雑なことでも復讐になるのなら、あの人の傷になるのなら、私が同じ人間になろうが、なるまいが、やりたかったのです。なぜなら数回の自殺未遂によって、家族にまで、苦労という苦労はすべて味わってきたからです。
書き起こしに「ごめんね」という台詞は実に多いですが、現場で、あの女の表情と言葉遣いを一緒に見た私にとって、それは決して真の謝罪ではありませんでした。何よりも終始、思い出せないというあの女が、どうして本当の謝罪ができたでしょうか。私も良くやったこともないし、愚かだったけど、だからといってあの人の罪がなくなるわけではないと思います。
私は今、精神状態が大丈夫です。とても元気に過ごしています。でもこの話については、ちゃんと整理したかったんです。読んでくれて申し訳なく、ありがとうございます。
■「別人のよう…」いじめ暴露でグループを脱退したAOA出身ジミンが“やつれた顔”で登場
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