人気俳優パク・ヒョンシクも入隊する首都防衛司令部とは何か

2019年05月02日 話題 #兵役 #康熙奉コラム

兵役の際には、新兵訓練を終えたあとに不特定の師団に配属されるケースと、自ら特定の部隊に志願して入るケースがある。

後者の場合は志願者が定員を上回れば選抜テストに合格する必要がある。

人気俳優のパク・ヒョンシクは首都防衛司令部に志願していたのだが、彼は念願どおりに合格し、6月10日に入隊することになった。

この首都防衛司令部はどんな役割を持っているのだろうか。

なんといっても、首都防衛司令部は韓国の心臓部となるソウル市を特別に防衛するための特別部隊である。

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1950年に勃発した朝鮮戦争では、北朝鮮軍の攻撃によってソウル市は開戦後すぐに陥落している。このようにソウル市は軍事境界線からあまりに近いために、防衛上は不利な首都なのだ。

それだけに首都の防衛は韓国軍にとって特に重要な任務であり、首都防衛司令部は陸軍本部の直轄であり、大統領の直接的な命令によって有事にソウルを死守する役目を負っている。

首都防衛司令部には数多くの部隊があるが、その中の1つが憲兵団だ。訓練がとても厳しいことで知られているが、首都防衛の最前線を担う部隊として一目置かれている。パク・ヒョンシクは自ら望んでこの部隊に入ることになった。

今後の彼は、憲兵団としての新兵訓練を受けた後、ソウルの防衛のために現場で軍務に就いていく。

パク・ヒョンシクが除隊する日は?

気になる除隊日を見てみよう。

従来、陸軍の現役兵は兵役期間が21カ月だったが、2018年10月から兵役期間が短縮されている。

最終的には21カ月が18カ月になるのだが、現在は過渡期なので、入隊日に応じて兵役期間が段階的に短縮される。

パク・ヒョンシクが6月10日に入隊すると、兵役の短縮日数は64日間になる。つまり、21カ月から64日を除いた日数がパク・ヒョンシクの兵役期間となる。

これを当てはめると、パク・ヒョンシクの除隊日は2021年1月4日になる。

(文=康 熙奉/カン・ヒボン)

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