韓国の人気歌手ヨンタクが“音源買い占め”について切り出した。
【注目】BTSを押しのけて1位?とある歌手に“買い占め疑惑”が浮上
ヨンタクは11月6日、ファンカフェに「マスコミに報道された疑惑のように、私がこの件について知っていたというのは事実ではない」とし、「私はすでに捜査機関に出席して調査を受けており、この件については嫌疑なしであることが明らかになった」と主張した。
これに先立ち、ヨンタクの所属事務所MILAGROエンターテインメントのイ・ジェギュ代表は、2019年にヨンタクの楽曲『君がなぜそこから出てくる』の音源ストリーミング数を操作した疑い(音楽産業振興法違反など)で、起訴意見として検察に渡された。
これまで噂だけが流れていた韓国音楽界の“音源買い占め”が、今回初めて確認されたことで大きな波紋が広がった。これと関連し、ヨンタクもこの件について関与していたのではないかという疑惑も浮上している。
そしてSBS芸能ニュースは11月5日、「ヨンタクが音源ストリーミング数を操作しようとする内容をリアルタイムで共有してもらい、違法作業に同意するカカオトークを交わした」と報道。
しかしヨンタクは「私としては現場で走らなければならないマネージャーが、なぜモニター写真を送るのか正直情けないと思い、意味のない絵文字を送った」とし、「これが不法ストリーミング作業だとは少しも考えられなかった」と釈明した。
続いて「私がこのことを知ったのは、昨年2月の『ミスタートロット』(原題)に参加する時期に、代表とそのマネージャーの間でちょっとした争いがあった時期」とし、「当時の代表は申し訳なく思い、一連の過程について説明し、詐欺にあったようだと話してくれた。正直に言って、自分の意見を聞かずに進められたことに腹が立ったのも事実」と説明している。
また「自らもっと冷静になって周囲に気を配るべきだったが、そうできなかった点が悔やまれる。申し訳ない」と付け加えた。
なおイ・ジェギュ代表は11月4日、所属事務所の公式コメントで、「今回の件は私が独断で行った」とし、ヨンタクが音源順位を操作したことを知らなかったと主張していた。
ヨンタクがファンカフェに掲載した全文は以下の通り。
◇
ヨンタクです。
まず、ファンの方々に心配をかけて 申し訳ないとお伝えします。
最近、マスコミの報道で出た内容について、ファンの皆さんの心配が大きくなったようなので、このように書きました。
言い訳に見えるかもしれない話ですが、誠心誠意で一字一字書きます。
マスコミに報道された疑惑のように、私がこの件について知っていたというのは事実ではありません。
私はすでに捜査機関に出席して調査を受けており、この件については嫌疑なしであることが明らかになりました。
報道されたカカオトークは、代表が雇ったマネージャーと放送日程を共有するために作られたカカオトークだったので、アップされた文の中で放送日程以外のほかの内容にはあまり関心を持っていませんでした。
私としては現場で走らなければならないマネージャーが、どうしてモニター写真を送ってくれるのか正直情けない気がして、意味のない顔文字を送ったのも事実です。
しかし、これが不法ストリーミング作業だとは少しも考えられませんでした。
私がこの事を知ったのは、2020年2月『ミスタートロット』に参加する時期に、代表とそのマネージャーの間でちょっとした争いがあった時期でした。
当時、代表は申し訳なく思い、一連の手順を説明して、詐欺にあったようだと話してくれました。無名時代から私のために献身してきた代表がどれほど厳しかったか、という気もしましたが、率直に言って、私の意見を問わずに進められたことに腹が立ったのも事実です。
しかし、一方では私の価値観に反するようなことが進まなくて、むしろ良かったと思いました。
この後話題になったとき、カフェに気持ちを投稿できたのもそのためです。当時の状況を詳しくご説明できず、申し訳なく思っています。
むやみに私を信じてくれと申し上げているのではありません。
いつも申し上げているように、私は率直ではないことに耐えられないので、私を信じてくださるファンの皆さんには本当のことを話した方がいいと思いました。自分でもっと冷静に周囲を見回すべきだったのに、そうできなかったことが悔やまれ、申し訳ないばかりです。
私がこのように直接立場を明らかにすることは、これまでヨンタクという歌手を活動できるよう助けてくださったファンの方々と、MILAGROの代表にしなければならない道理だと思いました。
最後に、もう一度私を大切にし、愛してくださる多くの方々に心配をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。今回のことを教訓に、これからも正直で率直な歌手として愛されるように努力し続けて努力します。
ヨンタクより。
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