BTS・JUNG KOOKに浮上した“不正広告疑惑”、「違反なし」と韓国公取委が判断して終結

2021年10月27日 話題 #BTS

BTS(防弾少年団)のメンバー、JUNG KOOKの“不正広告疑惑”と関連した民願(陳情、苦情)が終結処理されたと報じられた。

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10月27日、韓国メディア『スポーツ京郷』は、「JUNG KOOKの不正広告疑惑を提起した民願に対して、公正取引委員会が“表示・広告公正化に関する法律”を違反していないと判断し、関連した調査を進行しないと決定したことが確認された」と伝えた。

つまり、JUNG KOOKの言動は不正広告ではないかとの問題提起が退けられたということだ。

JUNG KOOKの不正広告疑惑とは?

先立って、JUNG KOOKと関連した民願は、計2件が受理されていた。JUNG KOOKがV LIVE放送で、とある業者のお茶を広報したという件と、JUNG KOOKの実兄チョン・ジョンヒョン氏が立ち上げたアパレルブランドの衣類を度々着用して広告したという件だ。

とある業者のお茶を広報したとの民願に対して韓国公正取引委員会は、JUNG KOOKが放送でそのお茶を飲んでいると言及したことは事実として確認されたが、業者名に言及したり商標を表示させたりしておらず、広報目的で推薦したと見ることは難しく、またその商品を販売したお茶業者がJUNG KOOKに広告を依頼した事実はないという資料を出したことで、終結処理したと伝えた。

もう一方、JUNG KOOKが意図的に特定のアパレルブランドの衣類を着用して広報したとの民願については、①経済的な対価は掲示物の内容や信頼度に影響を与えるほどでなければならず、不特定多数に支給されるサンプルや記念品は(有料広告など)表示対象に含まれず、②個人が自発的に掲示物を作成した場合は問題にならないと説明した。

いずれの疑惑も浮上した当初から「不正広告とは言い難い」という専門家の意見が多かったものの、今回、公正取引委員会が「不正広告ではない」と判断したことで、JUNG KOOKへの疑いは晴れた。

なおBTSは来る11月27~28日と12月1~2日、米ロサンゼルスで有観客コンサート『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA』を開催する。また12月3日、米ロサンゼルスで開かれる『2021 Jingle Ballツアー』の舞台にも上がる予定だ。

◇JUNG KOOK プロフィール

1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』(Mnet)シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、多数の大手芸能事務所からオファーを受けた(現在所属するBig Hitエンターテインメント・現HYBEもそのうちの1つ)。本人は、「事務所見学の際にRMのラップに感銘を受けて入社を決意した」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。

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