「少女時代は私の青春のすべて」新作映画で復帰の“女優ユナ”、今のビジョンは?【インタビュー】

2021年09月12日 話題 #少女時代

「少女時代のユナ」としてK-POP界をリードしたユナが、「女優イム・ユナ」としての地位を固めている。

【写真】「反則です!」ユナ、意外な美ボディ

韓国で9月15日に公開される映画『奇跡』(原題、イ・ジャンフン監督)でも、しらじらしくも愛らしい高校生ラヒを演じて、心地良いエネルギーを発散した。

映画では、慶尚北道・奉化(ポンファ)の方言が使われるのだが、ユナは自然な“なまり”の演技で好評を博した。彼女は「これまで聞いたことのない慶北・奉化の方言で、最初は悩みが多かった。参考になるものを探すことも容易ではなかった。現場で、方言の先生にたくさん助けてもらったし、録音して懸命に勉強した。祖父母が(慶尚北道の)栄州(ヨンジュ)の人なので、子供の頃にそちらの地域の方言を聞いた記憶があり、それも助けになった」と話した。

ユナの周囲の人は、彼女のことを「本当に熱心な人」と口をそろえる。『奇跡』で呼吸を合わせた俳優パク・ジョンミンも「ユナは最高だ」と親指を立てたほどだ。そんな長所が歌手としても、俳優としても多くの愛情を集める理由ではないだろうか。

(写真提供=SMエンターテインメント)ユナ

2007年に少女時代としてデビューし、早々と演技生活も始めたユナは、最近デビュー14周年を迎えた。ガールズグループとして頂点に立ち、俳優としてもきちんとフィルモグラフィーを積んで認められている。ドラマ『君は僕の運命』は、ユナをスターにした“孝行作品”となり、その後、映画『コンフィデンシャル/共助』『EXITイグジット』でヒットを重ねた。

ユナは「歌手と俳優のデビュー時期は似ているが、演技には行くべき道が多いようだ。思った以上に演技活動には、足りない部分がたくさんあった。そんな気持ちで数年間は、一生懸命、新しいキャラクターに挑戦して、様々な作品でお会いできるようにする」とし、「まだまだ学ばなければならないことが多い。ありがたいことに、作品を一緒にした方々が素晴らしく、きちんと歩きながら学んでいけているようだ。今後もしっかりと進んでみる」と意志を示した。

「少女時代は青春のすべて」

ユナの人生に少女時代は欠かせない存在だ。最近、デビュー14周年を記念してメンバー全員が集合してバラエティ番組に出演し、大きな話題を集めた。

ユナは「久しぶりに公式の場で一緒に挨拶すると、昔のことをたくさん思い出してジーンとなった。待っていてくれたファンの方々に挨拶したいという気持ちが大きくて出演を決めたが、多くの方がおもしろかったと言ってくれて、本当に良かった。少女時代は、私の青春だ。すべての青春を少女時代として送ったから」と答えた。

(画像=tvN)少女時代メンバーが全員集合

ティファニーとサニーは『奇跡』の試写会に参加し、ユナを応援した。彼女は「他のメンバーは忙しく来られなかったが、みんな見たがっていた。サニーオンニ(お姉さん)は、とても愛らしくキュートな魅力がよく込められていたと言ってくれた。ティファニーオンニはすごく泣いたそうだ。みんなが見るべきと、積極的に推薦すると言っていた」と微笑んだ。

新型コロナの影響で、長らく待った末に公開が決まった『奇跡』は、秋夕(チュソク、韓国の祝日)シーズンに観客に披露される。

ユナは「まずは公開できるということだけでも感謝している。最近の状況が難しいだけに、“映画館に来て見てください”という言葉をするのは控えるべきだが、秋夕の贈り物のような映画になればと思う。私も『奇跡』と秋夕を過ごす予定」とし、「老若男女が見やすい映画だ。この映画には夢と家族と愛といった、すべての部分が込められた。みんなの癒しになると思うし、心を満たして気持ち良く見にいくことができる作品」と自信を見せた。

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