「力が弱い人を選んで…」『D.P.』俳優ソン・ソック、“学校暴力疑惑”を提起した人物を告訴【全文】

2021年09月10日 話題

『D.P.-脱走兵追跡官-』出演俳優であるソン・ソックが学校暴力疑惑を否定し、強硬な対応に出た。

【注目】「力が弱い人を選んで…」ソン・ソックに“いじめ疑惑”浮上

ソン・ソックは9月9日、インスタグラムを通じて自身の学校暴力疑惑を提起した投稿者を告訴したと発表した。

彼は「去る8月31日、ツイッターを使って私の学校暴力を告発する文章が上がってきた。根拠も、被害者も明示していない匿名の文で、あえて“私はそんなことをしたことがない”といった反論はしなかった」と伝えた。

そして「今日(2021年9月9日)、具体的な資料を収集して、警察に告訴状を提出した。結果が出るまで時間がかかる可能性がありますが、問題意識に共感される方は、関心を持って見守ってくれれば」と述べた。

またソン・ソックは告訴を決心した理由について、「誹謗と嘲弄が合わさった文章、ぎこちなくなる対人関係から来る萎縮もあったが、いつの間にか“こんな誤解を受けるということは自分にも何か間違いがあったのではないか?”という心情で、自分自身を疑い始めている自分に最も萎縮した。そして、これは何か間違っていると感じた」と明かした。

ソン・ソック

先立って8月31日、ツイッターに「ソン・ソックの学校暴力を告発します」という文章が投稿された。

投稿者は、自分がソン・ソックの学校暴力を目撃したとし、過去に自分とソン・ソック、被害者が同じ中学校だったと主張した。ソン・ソックは中学で、暴力を主導する人物のひとりだったという。

続いて「ソン・ソックは力が弱い相手だけを選んでいじめた」とし、ソン・ソックが被害者たちの首をしめたり、後頭部を叩いたりし、上履きを捨てたりしたのを見たと暴露した。また、その過程で被害者が抵抗すると怒り、さらに激しい報復をしたと主張した。

そんな主張に対して所属事務所SBDエンターテインメント側は、韓国メディアに「オンライン上に提起されたソン・ソックの過去の学校暴力疑惑は、事実無根だ。現在、法的対応を進行中」と述べ、疑惑を全面否定した。

なおソン・ソックは2017年にデビューし、ドラマ『マザー~無償の愛~』『SUITS/スーツ』『最高の離婚~Sweet Love~』『サバイバー:60日間の大統領』『恋愛体質~30歳になれば大丈夫』などに出演。最近Netflixで配信されたチョン・ヘイン主演の『D.P.-脱走兵追跡官-』にも出演している。

ソン・ソックのインスタグラム全文は、以下の通り。

ぜひ伝えたい言葉があって、インスタアカウントを復元しました。まず以下の文は、その誰の意見でもない私個人の意志を込めて直接作成したことを申し上げます。しばらく時間を使って読んでいただければ、本当にありがたいです。

去る8月31日、ツイッターを使って私の学校暴力を告発する文章が上がってきました。内容をご覧になった方であればご存知の通り、(ご覧になっていない方のためにツイッター全文は別途にキャプチャして上げておきます)根拠も、被害者も明示していない匿名の文で、あえて「私はそんなことをしたことがない」といった反論はしませんでした。少なくとも私自身は、自分が育ってきた環境を知っており、私を育ててくれた両親に堂々としているという言葉を伝える程度にして、本論に進んでいきます。

すぐ翌日から上がってくる記事の量に、事実かどうかを離れ、萎縮する自分を感じました。誹謗と嘲弄が合わさった文章、ぎこちなくなる対人関係から来る萎縮もありましたが、いつの間にか「こんな誤解を受けるということは自分にも何か間違いがあったのではないか?」という心情で、自分自身を疑い始めている自分に最も萎縮しました。そして、これは何か間違っていると感じました。

オンライン世論が大きな力になった時代で、匿名が投げるいくつかの文字は、時にナンバープレートのないひき逃げ自動車と同じです。無責任な文章が横行してオンラインスペースが少しずつ汚染され、実際に暴力を受けた被害者の訴えさえ羊飼いの少年のような扱いを受けることになれば、その責任は簡単に言って、簡単に信じる私たち全員にあるでしょう。申し上げたツイートが、私個人の出来事であると同時に、私たちが一度考えてみなければならない社会的問題であり、だからこそそのまま過ぎ去ってはいけないと考えました。

そして今日(2021年9月9日)、具体的な資料を収集して、警察に告訴状を提出しました。結果が出るまで時間がかかる可能性がありますが、問題意識に共感される方は、関心を持って見守ってくれればと思います。

読んでいただき、ありがとうございます。

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