『D.P.-脱走兵追跡官-』出演俳優ソン・ソックに、学生時代のいじめや暴力の疑惑が提起されたなか、所属事務所側が暴露内容を「事実無根」と全面否定した。
先立って8月31日、とある人物(A氏)がSNSを通じて「ソン・ソックの学校暴力を告発します」と投稿した。
A氏は、自分がソン・ソックの学校暴力を目撃したとし、過去に自分とソン・ソック、被害者が同じ中学校だったと主張した。ソン・ソックは中学で、暴力を主導する人物のひとりだったという。
彼は「ソン・ソックは力が弱い相手だけを選んでいじめた」とし、ソン・ソックが被害者たちの首をしめたり、後頭部を叩いたりし、上履きを捨てたりしたのを見たと暴露した。また、その過程で被害者が抵抗すると怒り、さらに激しい報復をしたと伝えた。
他にも、そんなソン・ソックが学校から制裁を受けなかったのは、1990年代当時、学校暴力防止法が存在せず、暴力に対する学校の対処が未熟だったためと主張した。
最後に「その事件で受けた衝撃と、目撃者でありながら被害者を助けることができず、傍観するだけだったことによる心の荷物があった」とし、「だからテレビに登場するソン・ソックを見て、怒るしかなかった。今回は傍観者にならないという思いで文章を書いた」と心情を明かした。
その暴露に対して所属事務所SBDエンターテインメント側は、韓国メディアに「オンライン上に提起されたソン・ソックの過去の学校暴力疑惑は、事実無根だ。現在、法的対応を進行中」と述べ、疑惑を全面否定した。
なおソン・ソックは2017年にデビューし、ドラマ『マザー~無償の愛~』『SUITS/スーツ』『最高の離婚~Sweet Love~』『サバイバー:60日間の大統領』『恋愛体質~30歳になれば大丈夫』などに出演。最近Netflixで配信されたチョン・ヘイン主演の『D.P.-脱走兵追跡官-』にも出演している。
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