学生時代の“いじめ疑惑”によって、すべての活動を中断していた俳優チョ・ビョンギュが、彼にいじめられたと主張した人物から謝罪を受けていたことがわかった。
【注目】「チョ・ビョンギュは学校暴力の加害者」疑惑の出発点とは？
7月27日、チョ・ビョンギュの所属事務所HBエンターテインメントは公式立場を発表し、「俳優チョ・ビョンギュに対する根拠のない学校暴力騒動を起こした投稿者たちに対して、法的措置をとったことがあるし、被疑者は警察の捜査中、インターネット上に投稿した文章が虚偽であると認め、それを深く反省する謝罪文を最近送ってきた」と明かした。
続けて「その事件の捜査と関連し、俳優チョ・ビョンギュは自分の学生生活記録簿をはじめ、学生時代に自分と親しく過ごした先生や多数の同級生の陳述、証言を捜査機関に提出したことも事実だ」と述べた。
また「外国国籍の、いわゆる投稿者に対しては、警察捜査を通じて被疑者が特定され、身元が確保されており、被疑者の国内入国時に法的手続きが進行される」と付け加えた。
最後に「今後も所属事務所は俳優チョ・ビョンギュと関連した根拠のない投稿文や悪質コメントに対して、積極的に対応する方針」と強調した。
2015年に『恋するジェネレーション Who are you-学校2015』でデビューしたチョ・ビョンギュは、ドラマや映画の助演として出演作品を増やし、2018年の大ヒットドラマ『SKYキャッスル～上流階級の妻たち～』を通じて知名度を上げた。
その後、『アスダル年代記』『ストーブリーグ』に出演し、2020年に放送された『悪霊狩猟団：カウンターズ』では主演に抜擢されて一躍スター俳優となった。
しかし今年2月16日、とあるオンラインコミュニティに「チョ・ビョンギュの校内暴力の被害者」というタイトルの暴露文が投稿され、事態が一変した。
それによると投稿者は、チョ・ビョンギュとニュージーランドの学校に通っていたある日、「ついてこいと言われて行ったら、30人ほどが私を取り囲んで悪口を言ってきた。とても腹が立って留学生管理事務所に行って管理者と話し、チョ・ビョンギュとも話をした」と主張した。
そして「言葉の暴力があっただけだが、バラエティー番組でチョ・ビョンギュが偽善的な行動をしていたため、書き込んだ。最終目標は学校暴力を認め、心からの謝罪を受けること」とした。
チョ・ビョンギュの学生時代のいじめ疑惑は、ドラマ『SKYキャッスル』放送終了後にも浮上したことがある。当時は所属事務所が強く否定して法的対応を示唆し、チョ・ビョンギュ自身もSNSに「そんなことはない」と強く反論した。
今回の疑惑を受けてHBエンターテインメント側は「チョ・ビョンギュへの無分別な悪質コメントと虚偽事実流布に対して法的責任を問うために、当社は警察に捜査を正式依頼し、現在、本件に関連した調査に着手した」と強く反論。しかし予定されていたバラエティー番組『カムバックホーム』（原題）の出演は保留となった。
疑惑を一貫して否定してきたチョ・ビョンギュだが、彼を含めた芸能人のいじめ問題が社会的なイシューとなり、活動を中断せざるを得ない状況が続いている。
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