王座をかけた本当の戦いが幕を開けようとしている。
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去る6月3日にMnetで放送された『Kingdom:Legendary War(キングダム・レジェンダリー・ウォー)』(以下、Kingdom)最終回で、Stray Kidsが優勝の栄光を手にした。
ほかにもBTOB、iKON、SF9、THE BOYZ、ATEEZなどもプライドをかけ、国内はもちろん世界中のファンに自分たちの魅力を再アピールした。そして、これから本格的な活動に取り組むことを知らせ、K-POP界の王座をかけた戦いの幕を切ろうとしている。
まずはSF9が来る7月5日に9thミニアルバム『TURN OVER』でカムバックし、火ぶたを切る。今回のアルバムは昨年から展開しているシリーズ「9lory(グローリー)」の3枚目だ。今回の3枚目のアルバムを最後に、SF9はこの世界観にピリオドを打つ予定だ。
ATEEZは7月28日に日本初シングル『Dreamers』のリリースを予定しており、日本でのファンミーティングイベントのニュースも知らせた。
2020年の放送当時に大きな話題を集めた『Road to Kingdom(ロード・トゥ・キングダム)』の優勝者として輝かしい成長を見せ、『Kingdom』でも多彩な魅力を発揮したTHE BOYZもやはり、8月のカムバックを明らかにしている。
今回優勝したStray Kidsも現在、カムバックを準備中だ。MnetはStray Kidsのカムバックに合わせて、優勝特典である『KINGDOM WEEK(キングダムウィーク)』を実施する予定だ。
BTOBは去る6月13日に『Kingdom』で披露し、ファンから熱い反響を呼んだ『Blue Moon (Cinema Ver.)』を正式にリリース。未だ消えない余韻を感じさせた。
また、iKONは最近、ファンコミュニティープラットホームWeverse(ウィバース)に加入し、世界中のファンとコミュニケーションを取っている。
『Kingdom』は、過去に放送された『Queendom(クイーンダム)』と『Road to Kingdom』が番組を通じてK-POPアイドルとファンの間に接点を作り出した効果に比べ、やや物足りなさを感じる部分があった。
両番組では、出演チームが放送当時はもちろん放送後にも飛躍的な成長を遂げた。ただ、今回出演した全チームにはすでに定着したファンが存在している。そのため、今回新たに自分たちの魅力を発揮したことで、今後のカムバックや活動にどのような結果をもたらすかが関心を集まっている。
歌謡界の関係者は、「『Kingdom』を通して、国内または海外のファンが増えることを期待しているが、まだ実感はない。だが、確実に変化を生み出したし、今後カムバックが相次いで続いてどのようなシナジー効果が生み出されるのかが気になる。放送終了から彼らがどれだけ成長を遂げるのかに期待している」と述べた。
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