グループ内でメンバーをいじめて脱退させたとの疑惑を受けているK-POPガールズグループAPRIL。その“いじめ疑惑”を提起した脱退メンバー、イ・ヒョンジュの弟が名誉毀損の容疑を受けたが、警察が「嫌疑なし」の決定を下したことについて、APRILの所属事務所が立場を発表した。
【全文】「姉はいじめで脱退した」APRILに“いじめ疑惑”が浮上
6月24日、所属事務所DSPメディアは、まず「一部のマスコミで捜査機関がメンバーたちのいじめを認めたため、イ・ヒョンジュの弟に対して不送致決定をしたと報道しているが、これは事実と異なる」と強調した。
続いて「不送致決定の理由を、そのまま歪曲なく、すべて引用すれば“誹謗する目的と虚偽事実の認識があると見ることができず、不送致決定された”である」とし、「メンバーたちのいじめを認めたわけではなく、被告訴人には自分が書いた文章の内容について虚偽の認識がなかったという理由で、不送致の決定が下された」と伝えた。
先立って6月23日、イ・ヒョンジュ側の法律代理人が、警察がイ・ヒョンジュの弟を嫌疑なしで不送致にしたと伝えた。
それによると、警察はイ・ヒョンジュの弟は、一連の過程をいじめではなくハプニングとして表現しており、イ・ヒョンジュが本人の意思でチームを脱退したという記事を見た後は真相を正しているため、「イ・ヒョンジュの弟に誹謗の目的があったと見ることは難しい」と判断したという。
その発表を受けて「警察がグループ内でいじめがあったことを認めた」との誤解が生じたことについて、DSPメディアが公式立場を伝えて、それを正した格好だ。
APRILの“いじめ疑惑”は今年2月、イ・ヒョンジュの弟がオンラインコミュニティに「姉はいじめで脱退した」という内容の文章を書いたことで提起された。APRILの所属事務所はもちろん、現メンバーも強く否定しており、両者の攻防が続いている。
DSPメディアの立場全文は、以下の通り。
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一部のマスコミで捜査機関がメンバーたちのいじめを認めたため、イ・ヒョンジュの弟に対して不送致決定をしたと報道しているが、これは事実と異なります。
不送致決定の理由を、そのまま歪曲なく、すべて引用すれば「誹謗する目的と虚偽事実の認識があると見ることができず、不送致決定された」です。
メンバーたちのいじめを認めたわけではなく、被告訴人には自分が書いた文章の内容について虚偽の認識がなかったという理由で、不送致の決定が下されたのです。
事実関係を確認せず、実際と異なる内容を伝播することがないようお願いいたします。
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