女優のイ・ユビが自作した『ポケットモンスター』の絵をチャリティーオークションに出品し、販売収益金を全額寄付すると明らかにしたところ、著作権侵害が指摘され、議論が起こった。
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こうした中、オークションを主催した美術品競売プラットフォーム「コモンオークション」は6月3日、該当作品の著作権侵害について「女優イ・ユビさんの絵は営利目的ではなく、個人所蔵用の作品だった。当該オークションは家庭の月を迎え、収益金を全額寄付する美術品オークションなので、慈善事業の趣旨に重点を置き、普段から趣味で絵を描いていらっしゃるイ・ユビさんに出品をお願いした」と明らかにした。
またコモンオークションは昨年にも、セレブが直接描いた絵を紹介するチャリティーオークションを行ったことがある。
続いて、「セレブがチャリティーオークションに絵を出品することとなれば、ファンはセレブとのコミュニケーションを希望する気持ちから積極的な関心を見せる。芸術的な価値よりもセレブやファンが絵という媒介を通じて、意味のあることに力を貸すイベントの趣旨に集中したため、このようなことが発生したのだろう」と説明した。
コモンオークションの関係者は、「チャリティーオークションは参入障壁の高い美術品を、様々な目的と方法で購入できるというメッセージを伝えるためのオークションで、大衆が興味深い美術品に簡単に近づけるよう色々と悩んでいる状況」と述べた。
この関係者は著作権問題については、「当該オークションは商業的な目的ではなく、収益金を100%寄付するイベントで、著作権問題まで考慮できなかった点は非常に残念だ。状況を確認しただけにイ・ユビさんの絵の出品を取り消し、今後は著作権に関する論争が発生しないよう、より注意したい」と語っている。
最後に「女優のイ・ユビさんがチャリティーオークションに絵画を出品されたので、温かい目で見守ってくださるようお願いしたい」と付け加えた。
◇イ・ユビ プロフィール
1990年11月22日生まれ。本名イ・ユジン。日本でも大ヒットしたドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』で主人公のライバルを演じたキョン・ミリの実娘。韓国の名門大学として知られる梨花（イファ）女子大学の声楽家を卒業し、2009年に女優デビューした。2012～2013年には各テレビ局の演技大賞で新人賞やニュースター賞などに輝き、多彩な作品を通じて存在感を発揮している。
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