かつて日本映画にも出演した韓国女優、4度目の飲酒運転でも執行猶予で確定

2021年05月14日 話題

酒に酔って一方通行の道路を逆走し、事故を起こした容疑で裁判を受けていた女優チェ・ミンソ(本名チョ・スジン)が、最終的に執行猶予となった。

【注目】かつて日本映画に出演した女優チェ・ミンソが4度目の飲酒運転

5月14日、最高裁2部(主審アン・チョルサン最高裁判事)は道路交通法上飲酒運転などの容疑で起訴されたチェ・ミンソの上告審で、懲役8カ月、執行猶予2年を宣告した原審を確定したと明らかにした。

チェ・ミンソは2019年3月26日午前6時頃、いわゆる“二日酔い運転”で、ソウル江南(カンナム)の一方通行路を逆走し、他の乗用車に衝突して相手ドライバーを負傷させた疑いで裁判を受けていた。

1審では、チェ・ミンソの飲酒運転の疑いと交通事故処理特例法上の致傷容疑をいずれも有罪と認めた。

続いて行われた控訴審では、被害を受けた運転手が怪我をしたという事実が十分に立証されていないとし、致傷容疑は無罪と判断された。しかし最終的に最高裁は「原審の判断に誤りがない」と検事の上告を棄却した。

控訴審では4度目の飲酒運転ではあるが、チェ・ミンソが反省しており、血中アルコール濃度が高くない“二日酔い運転”という理由で執行猶予と宣告され、大きな論議になったりもした。

(写真提供=ARESエンターテインメント)チェ・ミンソ

チェ・ミンソは4度目の飲酒運転と関連して2019年10月、SNSに謝罪文を上げて謝罪した。彼女は2012年と2015年にも、それぞれ罰金の略式命令を受けるなど、3度の飲酒運転で処罰されたことがある。

なおチェ・ミンソは2002年の映画『チャンピオン』でデビューして以来、ドラマ『武人時代』『不良カップル』『幻の王女チャミョンゴ』『女を知らない』、映画『Don't Tell Papa』『鬘 かつら』などに出演した。直近の作品は2019年のドラマ『バベル~愛と復讐の螺旋~』だ。

日本で2005年に公開された、真田広之主演の映画『亡国のイージス』に出演したこともある。

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