人気ドラマ『愛の不時着』や『サイコだけど大丈夫』の制作会社として知られるスタジオドラゴンが、今年の第1四半期の売り上げで1171億ウォン(約117億1000万円)を記録した。
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前年同期比では2.7%の減少だが、営業利益は同53.6%増の179億ウォン(約17億9000万円)とした。
5月6日、スタジオドラゴンは2021年第1四半期の実績を公示。新作ドラマの販売単価が上がり、制作原価が削減されたことで、営業利益を大幅に伸ばした。営業利益率は前年同期比5.6%ポイントも成長した15.3%とした。
スタジオドラゴンの最近の作品を挙げれば、ソン・ジュンギ主演の『ヴィンチェンツォ』をはじめ、日本でも人気のウェブ漫画を原作とした『女神降臨』(原題)、ソン・ガン主演の『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』、シン・ヘソンとキム・ジョンヒョンが出演した『哲仁王后』(原題)などがある。そうそうたるラインナップだ。
スタジオドラゴン側は「VOD販売とデジタルプラットフォーム拡大で、堅実な売り上げを維持している」とし、「第2四半期にはジャンルの多様化と作品別の完成度強化で、影響力と効率を引き上げる展望」と説明した。
スタジオドラゴンのカン・チョルグ代表理事は、「クオリティを担保にした交渉力とコスト削減など、地道な構造的変化に向けた努力が業績改善につながった」とし、「スタジオドラゴンは産業の躍動性のなかで企画開発とプロデュース力量の強化、フランチャイズIP開発、グローバルプロジェクトに力を入れ、さらに広い舞台に進む」と語った。
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