BTS(防弾少年団)のJIMINが着た韓服がオークションから取り消された。
4月22日、古美術品オークション会社MYARTオークションは「JIMINが慶福宮・勤政殿のステージで着た韓服をオークションに出す予定だったが、デザイナーとの議論の末に取り消すことになった」と明かした。
MYARTオークション側は「委託者であるデザイナーのキム・リウル氏は、韓服を制作した時点から現在まで5年間にかけて、主に協賛として活動してきた。オークションを通じた販売が初めてであったため、商業的な姿だけが映ることに負担を感じた」と説明した。
また「該当製品を着用したアーティストの世界的な地位に、このような商業的な活動が迷惑をかけることが懸念された」とし、「以上の理由で当社も苦心の末、その意味を同じくすることを決定した」と伝えた。
オークションから取り消された韓服は、2020年9月、BTSのJIMINがアメリカの番組『ジミー・ファロン・ショー』で着用した衣装だ。慶福宮・勤政殿のステージで着た韓服で、500万ウォン(約50万円)で出品される予定だった。
そのニュースが知られると、オークションでどれくらいの値段がつくのかと期待された。
というのも今年1月31日にアメリカで行われたジュリアンズ・オークションで、BTSが『Dynamite』のミュージックビデオで着用した衣装が計16万2500ドル(約1700万円)という高値で落札されたからだ。
落札者は、日本のファッション通販「ZOZO」創業者として知られる前澤友作と、有名ユーチューバーのヒカキン(HIKAKIN)だった。
『Dynamite』の衣装に高値がついたことから、JIMINの韓服の落札価格にも注目が集まっていた。
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